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“形成外科で主に取り扱う疾患”

皮膚皮下腫瘍

気になるひふのできもの、しこり、あざはありませんか?

皮膚悪性腫瘍(ひふあくせいしゅよう)

一見イボやホクロ、傷あとに見えるものが悪性の皮膚腫瘍(ひふのがん)であることがあります。特に「最近イボが大きくなってきた」「黒くにじんだホクロができている」「ジクジクして時々汁や血が出る」「爪に黒いスジができた」「傷のようなものができたがなかなか治らない」などは要注意です。また皮膚の下にできるしこり(皮下腫瘍、軟部腫瘍)にも悪性のものがあります。特に急速に大きくなるものは悪性の可能性があります。たとえ悪性であっても痛み、かゆみなどの自覚症状を伴うことはほとんどありませんので、症状が無いからといって放置するのは危険です。皮膚のがんは完全に切除すれば完治することが多く、腫瘍が小さい時ほどよい結果を生みます。できものに気付いたら小さいものであっても早めに受診されることをお勧めします。


皮膚腫瘍の例

検査

まず外来で拡大鏡(ダーモスコープ)を用いて詳細に細部の観察を行ないます。がんの可能性があれば一部を切り取り細胞検査に提出するか、全部切り取る手術を予定します。

治療

皮膚がんは特に顔面に多く、顔に傷がつくことをためらう方が多いと思われますが、特殊な縫合方法により傷は非常に目立たなくなります。形成外科は縫合の仕上がりに自信を持っております。皮膚のできものに気づかれた方は形成外科に受診されることをお勧めします。

小さい腫瘍であれば局部麻酔下に数分で切除可能です。麻酔は非常に細い注射針を用いてゆっくり麻酔薬を注入するので痛みはわずかです。

最終的な診断は切除した腫瘍を細胞レベルで検査(病理検査)することで得られます。この結果がでるまでには数日から1週間ほどかかります。

大きな切除となった場合は皮膚の移植を行ないます。主に植皮法または皮弁(ひべん)法を行ないます。皮膚を薄くして張り付ける方法を植皮術と呼びます。貼り付けた皮膚には深部から新生血管が伸びて生着します。この生着の成功率には自信を持っております。皮膚だけでなく、皮下脂肪や筋膜、筋肉、骨、腱などの深部組織を含めて移植する方法を皮弁術と呼びます。植皮術では覆えない欠損部や、機能再建を目的とする場合に行ないます。皮弁術は形成外科の看板とも言える技術です。

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