公益財団法人田附興風会 医学研究所北野病院

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小児科

講演開催について

講演開催のお知らせ

これまでの講演実績

小児科について

【患者様へ】

北野病院小児科は24時間365日、小児科医(卒後6年目以上の小児科スタッフを含む)が救急外来に対応しております。夜間・休日でも、ただちに入院治療が必要な状態かどうかを判断するための検査が可能です。また小児外科とも連携し、緊急手術を要する疾患にも対応することができます。
受診の際は病院代表番号 06-6312-1221 までご連絡を下さい。

※外傷には対応できません。異物誤飲・頭部打撲は救急科・脳神経外科が対応させていただきます。

【開業医の皆様へ】

精査・入院加療が必要な小児はいつでも必ず受け入れさせていただきます。
ご相談の際は病院代表番号 06-6312-1221 までご連絡を下さい。

【産科開業医の皆様へ】

北野病院NICUでは、以下の時間帯においては運転士が待機しており、専用のドクターカーによるお迎え搬送が可能です。   
平日:9時~24時、赤ちゃんの搬送をしていただける場合には、上記以外の時間でも受け入れ可能です。
ご相談の際は新生児搬送専用番号までご連絡を下さい。

※満床の場合はお断りを差し上げることがあります。その場合当院から搬送システムに連絡させて頂きます。

ご挨拶

当科では小児科各領域の専門医(免疫・アレルギー、感染、血液・腫瘍、心臓・循環器、未熟児・新生児、神経、内分泌・代謝)をすべて揃えて、主に午後に専門外来を開き専門性の高い最先端の医療を提供しております。また同時に子供さんは夜間の発熱やけいれんなどが多いため時間外の診療が欠かせません。当科では小児救急医療にも力を入れて取り組んでおり、休日、夜間24時間365日小児科医が2名から4名体制で救急当直、NICU当直を行い、小児救急患者さんの全例受け入れを実践しております。病棟に準PICU (小児集中治療室)4床も備えて緊急重症患者さんに対する高度集中治療を行っております。大阪の中核病院の一つとして、小児救急二次搬送、また、大阪新生児診療相互援助システム(NMCS)による未熟児、新生児搬送の受け入れ先として、皆様の期待に応えられるよう今後より一層診療体制の充実を図り大阪の小児救急医療の一翼を担い続けていくつもりでおります。

特色・取り組み

  1. 当科は日本専門医機構認定小児科基幹施設、日本アレルギー学会認定教育施設、日本周産期・新生児医学会指定研修施設、日本小児神経学会認定小児神経専門医研修施設、日本小児血液・がん学会認定小児血液・がん専門医研修施設です。
  2. 小児科病床数は76床、うちNICU12床、GCU6床、準PICU4床です。

治療について

NICU(新生児集中治療管理室)

北野病院小児科ではNICU12床、GCU6床を設けており、生後間もなくサポートを必要とする赤ちゃんの診療を行っています。

近隣の産科開業医の皆様へ

NICU専属医師が24時間待機しており、重症仮死に対する低体温療法や重症児に対する一酸化窒素吸入療法、小児外科疾患などの高度治療にも対応できます。また院外からの新生児搬送は毎年100例以上ご紹介いただいています。新生児の緊急搬送の場合は新生児搬送専用番号まで御連絡ください。新生児の後遺症無き生存はもちろんのこと、「原因不明」ではなく正確に診断をすることを重視しております。また看護師、臨床心理士、リハビリテーションスタッフ、メディカルソーシャルワーカーがチーム一丸となって、母児分離を余儀なくされるご家族へのサポートをさせていただきたいと思っております。「北野病院に搬送して良かった」といつも思って頂けるように努力して参りますので、今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

また当院は新生児蘇生法普及活動のトレーニングサイトとして認定されており、インストラクター養成コースや地域の開業医の皆様への出張講習会を定期的におこなっております。

普段蘇生をしている場所で、普段使用している器具を用いて、いつものスタッフと一緒に受講する「出張講習会」はご好評を頂いております。

NICUに入院された赤ちゃんのご家族へ

NICUとは「赤ちゃんのための集中治療室」のことで、予定よりも早く小さく生まれた赤ちゃんや、感染症や呼吸障害に対して治療が必要な赤ちゃん、生後間もなく手術を必要とする赤ちゃんなどをお預かりし、24時間体制で診療にあたっています。

赤ちゃんのご入院に際して、ご家族は不安でいっぱいと思いますが、私達とともに一つ一つ乗り越えてゆきましょう。一日も早く元気に退院できるよう、赤ちゃんを大切にお預かりいたします。