公益財団法人田附興風会 医学研究所北野病院

公益財団法人田附興風会 医学研究所北野病院

組織・部署紹介(看護部)

組織

組織図

(2023年7月現在)
北野病院看護部組織図

機能図

(2023年7月現在)
北野病院看護部機能図

部署紹介

病棟

ICU(集中治療室)

ICU

ICUでは、救急や病棟から生命の危機的状況にある患者の全身管理や侵襲の大きな手術後(心臓外科・脳外・呼吸器外科など)患者の全身管理を行っています。年間症例は、約700症例です。
専任の集中治療医による全身管理と、それぞれの科の特徴的な管理は主科と協力しながら行う、セミクローズドICUの特徴を備えています。
集中ケア認定看護師が1名いますので、重症患者のケアに関しての指導を中心に、患者の社会復帰を目指して、早期リハビリテーションや、患者一人一人のダイアリーを作成し、退室後に訪問するなどといった活動を積極的に行っています。

病床数 7床
対象患者 生命の危機的状況にある患者、侵襲の大きな手術後患者

7階東病棟

7階東病棟

7階東病棟は、レディース病棟となっています。20~90歳代の女性や小児の患者様が入院されます。子宮頸がん、卵巣がん、乳がん、子宮筋腫、卵巣嚢腫などの女性器疾患では、手術療法・化学療法・放射線療法を行い、急性期からターミナル期まで多岐に渡るケアを行っています。早期に社会生活に戻るためのケア、ボディイメージの変容に伴うケア、がん治療では緩和ケアや看取りまで、多職種と連携しながら、患者様とそのご家族の気持ちに寄り添ったケアの実践を目指しています。

病床数 48床
対象診療科 婦人科、乳腺外科、消化器内科、消化器外科、小児科

7階西病棟

7階西病棟

7階西病棟は、産婦人科病棟で、年間700件程度の分娩や帝王切開を受けるお母さんや生まれてきた赤ちゃんのケアを行っております。現在、ハイリスク妊婦が増加する中、産婦人科医、小児科医と連携しながら安全な周産期ケアを行っています。また、コロナ禍により出産準備クラスなどはできてはいませんが、動画での指導や妊婦保健指導、助産師外来、必要時ケースワーカーとも連携し、安心して出産を迎え育児の第一歩を踏み出せるように妊娠期よりサポートをしています。若いスタッフも多く、皆で成長し合いながら、お母さんや赤ちゃんたちによりよいケアができるように励んでいます。

病床数 28床
対象診療科 産婦人科(主に産科)

8階西病棟

8階西病棟

小児科病棟は、0歳から14歳の全ての疾患を担当しています。小児外科手術や疾患を特定する検査の為の短期入院、化学療法を必要とする長期入院の受け入れもしています。小児を取り巻くすべての診療科の看護ケアを行うだけでなく、子どもたちの発達段階に合わせた関わりや支援を行います。入院を通して、四季折々のイベント(クリスマス・豆まき・夏祭りなど)やクリニクラウンの訪問などを計画し、病気に向き合えるようサポートいたします。

病床数 45床
対象診療科 小児科、小児外科

NICU/GCU

NICU/GCU

NICU/GCUは早産や先天性の疾患をもって生まれた赤ちゃんに対して24時間集中治療を行う場とともに、ご家族の不安に寄り添いご家族が安心して退院を迎えられるよう育児指導を行う場所でもあります。赤ちゃんの少しの変化を見逃さないように日々、医師含め多職種と連携をとり赤ちゃんのために何が出来るかを考えながら看護ケアを行っています。また、退院後もご家族の不安や悩みに寄り添っていけるよう外来訪問も実施しています。
2022年度NICU/GCUは拡大工事を行い「一瞬一瞬におめでとう」をコンセプトに京都芸術大学の学生さんにホスピタルアートを製作してもらいました。新しくなった環境で、「小さな命の大きな未来をまもる」を目標に日々頑張っています。

9階東病棟/HCU

9階東病棟/HCU

9東病棟は、39床の一般病棟とハイケアユニット6床からなります。循環器は、心不全・虚血・不整脈に対し、カテーテルや薬剤による治療を行っています。心臓外科は、冠動脈パイパス手術や弁置換、腹部人工血管置換術やステント留置術をおこなっています。ハイケアユニットを併設しているため、超急性期から慢性期まで幅広い看護を実践することができます。慢性心不全看護認定看護師や心不全療養指導士の資格を持つ看護師を中心に多職種とも連携しながら、個々の患者の生活背景を踏まえた患者指導にも力をいれ実践しております。

病床数 一般:39床/HCU:6床
対象診療科 循環器内科、心臓血管外科

9階西病棟

9階西病棟/HCU

9階西病棟は、呼吸器外科・泌尿器科・眼科の混合病棟です。
手術療法、化学療法、放射線療法、癌性疼痛のペインコントロールの目的とし入院される患者様が主です。
月曜日~金曜日まで毎日手術があります。3科混合で勉強範囲が広いですが、毎年医師からは疾患について、先輩看護師からは看護についての勉強会を定期的に開催しています。急変時対応の勉強会、災害対応の勉強会も開催し、安心して日常ケアに従事できるよう取り組んでいます。

病床数 45床
対象診療科 呼吸器外科、泌尿器科、眼科

10階東病棟

10階東病棟

呼吸器内科では、肺癌・肺炎・慢性呼吸不全等、リウマチ膠原病内科では、関節リウマチ・SLE・強皮症・皮膚筋炎等の患者様が多く入院されています。どちらも慢性的な経過を辿る患者様が多いため、患者様一人ひとりの思いを聴くことを大切にし、身体面だけでなく、精神面や社会面に対しても支援を行っています。また、多職種との協働を図り、患者様を中心としたチームによる医療・ケアを提供しています。

病床数 48床
対象診療科 呼吸器内科、リウマチ膠原病内科

10階西病棟

10階西病棟

10階西病棟は、血液内科と腎臓内科の混合病棟です。46床の病床のうち15床のクリーンルームを含みます。血液内科に入院する患者は、輸血療法、化学療法や放射線療法、造血幹細胞移植などが行われます。特に幹細胞移植は血液内科特有の治療になるので、専門性の高い治療や看護が実践されています。腎臓内科は透析を受ける患者が入院します。内科的治療や外科的治療を受ける患者の看護を幅広く経験できます。

病床数 46床
対象診療科 血液内科・腎臓内科
看護外来 同種移植後外来(Long term follow up: LTFU外来)

11階西病棟

11階西病棟

11西病棟は消化器外科・消化器内科の病棟です。
急性期~終末期まで幅広く、周手術期、化学療法、内視鏡的治療、血管内治療など様々な治療が行われています。患者様の癌告知や様々な意思決定を行う場面に立ち会うことも多く、短い入院期間のなかでも精神的サポートが重要になります。緩和ケア認定ナース、皮膚排泄認定看護師、栄養サポートチーム、リハビリ、ソーシャルワーカーなど多職種と連携を取りながらチームで患者様のケアを行っています。

病床数 51床
対象診療科 消化器内科、消化器外科(胃癌・大腸癌・膵臓癌・胆管癌・食道癌など)

12階東病棟

12階東病棟

12東病棟は、耳鼻科・形成外科・歯科等の混合病棟です。日常生活に不可欠な器官である「聴覚・嗅覚・臭覚・味覚・平衡覚・触覚」に加え、発声や言語でのコミュニケーション、呼吸・咀嚼・嚥下などの生命維持にも不可欠な機能に大きな影響をもたらす疾患の患者を対象としています。手術や抗癌剤治療も多く、急性期から慢性期、終末期と一連の経過の中で、回復した機能・残された機能を活かしたライフスタイルを一緒に考えながらサポートを行っています。小児期から高齢者と幅広い年齢層の患者の看護を幅広く経験できます。

病床数 48床
対象診療科 耳鼻科(頭頚部外科)、形成外科、歯科口腔外科、消化器内科、小児科

12階西病棟

12階西病棟

整形外科の患者様の多くは、腰椎、頚椎、人工関節の手術を目的に入院されます。手術、リハビリ、在宅支援行っています。手術をうけることで生活の質が改善できることを願い支援しています。
また糖尿病内科の患者様は、教育、薬剤コントロールなどでこらています。糖尿病をもちながら、社会生活が継続でき、さらに合併症が予防できるよう支援していきます。
健康寿命を延ばせるように、がんばっていきましょう!

病床数 48床
対象診療科 整形外科、糖尿病内分泌内科

13階東病棟

13階東病棟

13東病棟は主に神経内科と皮膚科の混合病棟です。
パーキンソン病等の難病や意識障害、運動機能障害を伴う脳梗塞などの脳血管疾患の方が殆どです。とくにパーキンソン病の治療で、外科治療(DBS・FUS・LCIG)ができるのが特徴です。患者様の残存機能を活かしたケア、患者様の言いたいこと、思っていることに耳を傾け、思いに寄り添って患者様のペースや生活習慣を考えてケアすることを意識して看護をしている病棟です。ケアマネージャーなどの外部の職種も含めた多職種カンファレンスも積極的に開催し、退院支援にも力を入れています。

病床数 48床
対象診療科 脳神経内科(脳神経外科)、皮膚科

13階西病棟/SCU

13階西病棟/SCU

13西病棟は、一般病棟に脳卒中ケアユニット(SCU)を併設していることが特徴です。SCUでは、365日24時間体制で急性期脳梗塞や脳出血、くも膜下出血などの脳卒中患者の治療にあたっています。状態変化の著しい時期のクリティカルケアから機能回復を目指すリハビリ期の看護まで、幅広い看護が求められます。また機能的な障害だけでなく、高次機能障害のある患者様への専門的な対応も必要です。日々の小さな患者様の変化からその思いを汲み取り、寄り添った看護が提供できるように努めています。

病床数 一般32床 / SCU 9床
対象診療科 脳神経外科/脳出血、脳梗塞、くも膜下出血、脳腫瘍、顔面痙攣、水頭症

14階東病棟

14階東病棟

14東病棟は、最上階に位置し北野病院の特別病棟の階となっております。全室ゆったりとした個室、静かな環境です。病棟入り口は、オートロックシステムにてセキュリティ対策を実施しています。
診療科はなく、特別病棟を希望される全ての患者様が、ご利用になれます。入院患者様の生活が、社会と途切れることなく治療に専念いただけるように、他部門と連携をとり、食事や外来受診・検査など可能な限り調整しています。患者様の“その人らしさ”を大切に考えながら、安心して入院生活を送っていただけるように、治療、ケアを行っています。

病床数 26床(人間ドック4床)

外来・その他

外来Aブロック

外来Aブロック

Aブロックは8診療科あり、24の診察室と中央処置室があります。
看護師は計14名、うち診察室に3名配置し、医師と事務部門と協働して外来を運営しています。
中央処置室では医師より指示された点滴や注射、輸血、生物学的製剤の投与管理等行っています。患者がその人らしく療養生活が送れるよう、初診時から情報収集を行い個々の病状やライフステージに応じたケアを提供し、適切な職種へ連携できるようにチーム医療を進めています。

主な診療科 呼吸器センター(呼吸器内科・呼吸器外科)、消化器センター(消化器内科・消化器外科)、心臓センター(循環器内科・ 不整脈科・心臓血管外科)、腎臓内科、糖尿病内分泌内科、血液内科

外来Bブロック

外来Bブロック

外来Bブロックは、看護師13名で6つの診療科を担当しています。外科系の診療科が多く、主に診察や検査・処置の介助、注射などを行っています。
耳鼻科では、鼓膜再生術の新しい治療が導入され、聴力回復に向けた治療が行われています。また、泌尿器科では自己導尿指導、乳腺外科では、手術後のリンパ浮腫指導や下着の選択などの相談にも対応させて頂いています。医師・看護師・検査技師・事務員など様々な職種と協力しながら、患者さんが安全に安心して診察や検査・処置が受けられるような支援を心がけています。

主な診療科 小児科、小児外科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、乳腺外科、神経精神科

外来Cブロック

外来Cブロック

眼科は、2022年3月にアイセンターとして5階へ移転しました。
診察・検査の他に白内障外来手術や硝子体注射を行っており、高齢で視力障害のある患者様が安心して治療を受けていただけるよう関わらせて頂いています。
産科領域では妊婦健診や産後健診、助産師による助産師外来、妊婦保健指導、母乳外来を行い産前産後のサポートをさせて頂き、ハイリスク妊婦の方の受け入れも行っています。
婦人科領域では、女性特有の疾患の治療へのサポートを行っています。
看護師と助産師12名のスタッフで構成されています。

主な診療科 眼科、産婦人科

外来Dブロック

外来Dブロック

外来Dブロックは7科を担当しています。現在は看護師13名で安全に診療を受けて頂くお手伝いに加え、形成外科、整形外科、皮膚科は外来処置・手術を行い、脳神経内・外科では急性期から慢性期の継続的な看護を展開しています。2021年度から歯科口腔外科、リウマチ膠原病内科も担当しています。子育て中からベテランスタッフまで、力を合わせて笑顔での対応を心がけています。

主な診療科 神経センター(脳神経内科・脳神経外科)リウマチ膠原病内科、皮膚科、形成外科、整形外科、歯科口腔外科

救急外来

救急部

救急外来では、救急車の受入や院内での救急対応患者様を中心に、医療・看護を提供しています。対象となる年齢層や疾患も幅広く、緊張する場面も多くありますが、そんな場面だからこそご家族も含めた丁寧な対応を心がけています。
認定看護師を中心にBLS、ACLS、その他の資格取得も積極的に行っており、さらなる救急看護のレベルアップを目指して頑張っています!

主な疾患 救急全般

中央手術部

救急部

当院では年間約8000件の手術を施行しており、医師・看護師・臨床工学技士などが協働して手術にあたっています。
手術前日にはすべての患者様を対象に、術前外来で親身に関わり、安心して手術を受けていただけるよう、手術計画を立案し看護実践を行っております。2023年より(1月ディサージャリー2室・9月ハイブリッド2室)が増床予定であり、看護師が中心となりさらなるチームワークで援助させていただきます。

手術室数 11室

化学療法センター

化学療法センター

化学療法センターは、2022年1月より26床から34床に増床しました。本館6階にあり、リクライニングチェア28台、ベッド6台を備え、明るく落ち着いた広い空間で通院の抗がん剤治療を行っています。 医師、看護師、薬剤師が連携し患者さんが、安全に安心して治療が受けられるよう取り組んでいます。
経験豊富な、知識・技術を最大限に活かして、患者さん、家族に寄り添う看護を実践しています。抗がん剤治療に伴う副作用症状や不安な事、疑問に思っていることがあれば、遠慮なく看護師にご相談ください。

病床数 34床
主な診療科 腫瘍内科(抗がん剤治療)

血液浄化センター

血液浄化センター

血液浄化センターは2022年1月に6階へ移転しました。明るい開放的な空間で透析治療を行っております。
血液透析を主とし、腹膜透析・血漿交換などの特殊血液浄化も行っております。
看護師はこれらの診療の介助と、外来での腎臓病予防指導、腎代替療法〔腎臓の代わりになる治療方法〕の選択ができるよう情報提供を行っています。また治療を受ける上での日常生活指導、健康管理、精神面のサポートにも重点をおいて透析看護を提供しています。

病床数 20床
主な診療科 腎臓内科(血液透析)

低侵襲治療センター

低侵襲治療センター

低侵襲治療センターでは内視鏡カメラやカテーテル、放射線を使用して大きな侵襲を伴わずに、手術などの治療や検査を行うことができます。
私たち看護師は病棟看護師と違い患者様に関わる時間は短いですが、患者様が安心して手術や検査が受けられるように、患者様の不安に寄り添った看護ケアを心がけています。
日々患者様に最新の医療と看護を安全に提供できるように、医師だけでなく放射線技師、臨床工学技士、コメディカルとチーム連携を強化して取り組んでいます。

主な検査・治療 内視鏡下手術・検査、気管支鏡治療・検査、心臓カテーテル手術・検査、脳血管内カテーテル手術・検査、放射線治療・検査、集束超音波治療(FUS)
主な診療科 消化器内科、消化器外科、呼吸器内科、呼吸器外科、循環器内科、脳神経外科、放射線科、整形外科、小児科、小児外科

地域医療サービスセンター

地域医療サービスセンター

北野病院の地域医療サービスセンターは、地域全体の医療サービスシステムを効率よく円滑に運用することを目的に設立されました。多種多様な医療ニーズに応じて病院内と病院外をスムーズに連携させる窓口であり、北野病院が最も重視している部門の一つです。
副看護部長を実務責任者とする地域医療サービスセンターが地域医療係(前方支援)、医療相談係(後方支援)、入院係(入院受付)、入退院サポートステーション(入退院支援)を統括し、各部署・多職種の連携を密にして患者さんの外来受診から入院、転院、退院までをスムーズに行える体制を整えています。

健康管理センター

健康管理センター

健康管理センターでは、予防医学としての基本検査から、様々なニーズに合わせたプランの提案も行なっております。
総合病院内に位置するメリットを生かした総合的な健康維持・増進のサポートをおこなっております。リラックスした空間で検査を受けていただけるよう、ほぼセンター内で検査を実施しております。宿泊での人間ドックは、特別室をご案内させていただき、ゆっくりと過ごしていただきます。
私達スタッフは、利用者様が、健やかに過ごしていただけるようサポートしていくこと目指しております。