心臓センター 循環器内科について
ご挨拶
薬物療法からカテーテルを使った高度な治療まで行っています。日本循環器学会認定、日本心血管インターベンション治療学会認定の研修施設で、専門医、認定医が心臓カテーテル検査室をフル活用し、緊急も含めた24時間体制で診療しています。
「真摯に考える」をモットーに、今、本当に必要な治療は何か、どのような治療が適切なのか、を常に考えて治療にあたっています。
適切な治療方針を決定するために毎日、不整脈科、心臓血管外科とともに心臓センターカンファレンスを行っています。
特色・取り組み
1.虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)に対するカテーテル治療
虚血性心疾患に対するカテーテル治療は成熟しており、より迅速、より安全に施行できることが必要とされています。地域の基幹となる総合病院およびハートチームとしての積極的な介入により、最先端の治療を提供し、生活の質を担保できるよう、24時間体制で診療を行っています。
2.心臓リハビリテーション
心臓についての医学知識がある医師、理学療法士が関わって、手術後、あるいは心筋梗塞、心不全などで体が動きにくい状態から心臓を積極的に動かすサポートを行います。運動療法だけでなく、病気についてや日常生活の注意、薬の重要性、食事療法など総合的に多職種がサポートすることで社会復帰や再発予防を目指しています。
3.末梢動脈疾患(PAD)に対するカテーテル治療
高齢化社会の到来に加え、生活習慣の欧米化に伴い、生活習慣病が増加しています。それに伴って動脈硬化性疾患も増加しています。動脈硬化は虚血性心疾患、脳血管疾患のみにとどまらず、全身の血管に起こりえる病態です。末梢動脈疾患(PAD)は重症化すると予後は悪く、生活の質(QOL)の低下に直結するため、早期発見、早期治療が必要となります。
「歩くと足が重たくなる」「足が冷たい」「足がしびれる」「血圧の薬をたくさん飲んでいるけど下がらない」といった方は相談してください。
お知らせ
心臓カテーテル検査室
2020年3月9日に第2心臓カテーテル検査室が稼働いたしました。
詳細はデジタル血管撮影システムをご覧ください。