京都で開催されました9th IDF-WPR Congress, 4th AASD Scientific Meeting 2012 (11/24-27)で当センターより14題の発表を行いました。
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12月7日(金)は小児外科医師が不在のため、小児外科を全面的に休診とさせて頂きます。
ご理解・ご協力の程、お願い致します。
2012年10月11日に行われた第16回日本内分泌病理学会にて、当センター 龍岡久登医師が優秀症例賞を受賞しました。

狭心症は、冠動脈硬化に伴い冠動脈内腔が狭くなって、十分な血液を心臓の筋肉に供給できないことにより、加速、労作時に胸痛を生じる病態です。狭心症の現在の治療法としては、心臓の働きを抑える薬物療法、狭くなった冠動脈を拡張させる風船療法、大動脈と冠動脈をつなぐバイパス術の3つの方法があります。しかしながら、これらの治療にはそれぞれ限界があり、狭心症に今なお苦しめられている患者さんを対象にしたのが「ヘパリン加速ベッド療法」です。この療法は、血液の供給が足りない心筋へ別の冠動脈から自然のバイパス“側副血行路”を発達させて狭心症を軽減・治癒させるもので、具体的には、ヘパリンを静脈注射して可動ベッドに横になるだけの、患者さんに負担のかからない治療法です。当北野病院では、倫理委員会の承認のもと、平成19年1月より患者さんに行なっていて有効性も既に示されております。
(Miyamoto S, et al : Effect on treadmill exercise capacity, myocardial ischemia, and left ventricular function as a result of repeated whole-body periodic acceleration with heparin pretreatment in patients with angina pectoris and mild left ventricular dysfunction. Am J Cardiol 107:168-74, 2011. )
狭心症での有効性も示されたことから、患者さんの対象を重症心不全やさらには閉塞性動脈硬化症、肺高血圧症にも広げ治療を行っております。ご興味のある方の御来院をお待ち申し上げております。
詳しくはこちらまでお問い合わせ下さい。

北野病院がその臨床開発に大きな役割を果たした血管内皮の一酸化窒素増加をその主な機序とした加速ベッドは、血管内皮機能改善、動脈硬化進展予防、冠動脈血流予備能改善等をもたらすことが数多くの研究で実証されている。今回、北野病院で実施される“心不全に対する加速ベッド療法”は、世界的に注目されている画期的な治療法であり、心不全で苦しむ多くの患者さんの福音となると思われる。
平成24年5月
京都大学 名誉教授
宇治病院 名誉院長
藤 田 正 俊
くわしくは、こちらをご覧ください。
心臓リハビリルームが出来上がりました。
4Fにあります。心臓病患者の運動療法が主体です。エルゴメータ、トレッドミル、手足兼用のものもおいています。
また筋肉運動のためのバーベル、ストレッチのための空間も十分にとってあり安全性にも配慮してあります。
心臓病患者さんの1次予防、2次予防には極めて重要と考え、循環器治療の一貫として重要な位置を持たせるつもりでいます。今後の活躍に期待してください。
循環器内科部長 野原 隆司
当院では、
・妊娠経過に大きな異常がなく
・担当医が問題なし
とした場合、妊婦健診の一部を助産師が担当しています。
●当センター 非常勤医師である池田弘毅先生の糖尿病早期治療の解説が新聞に掲載されました。<こちらへ(”糖尿病”の早期治療で九死に一生!(夕刊フジ) – Y!ニュース)>
●当センター 非常勤医師である池田弘毅先生が7月19日(木)から22日(日)までm3.comのMR君内でWeb講演を行いました。詳細はm3.comを参照ください。
地域の先生へのお願い、メッセージ を更新しました
当院は日本腹膜透析医学会認定の「CAPD教育研修医療機関」として、平成23年は下記日程にて2日間の教育研修を受け付けております。
定員は2名として、参加人数調整をさせて頂きます。ご希望に添えない場合もありますが、よろしくご了承下さい。
当院の特徴
当院では慢性腎臓病(CKD)の早期の患者様から、かかりつけ医とのCKD地域連携パスを用いた情報交換ネットワークを構築しています。また、多職種参加 型腎臓病教室などを活用して、CKD進行阻止や進行した場合のQOLの向上を目指してサポートしていま す。
当院の腹膜透析部門は、CKDステージ5でCAPDを選択された方に対してこの時点から対応する部門で、一般の腎臓内科外来や血液透析と並列して活動して います。泌尿器科医師によるカテーテル留置は腹腔鏡下での施行が多くSMAPにも対応しています。
当院のCAPD教育研修プログラムでは、事例検討なども含めたディスカッションの時間を設けているのが特徴です。ぜひ、ご参加下さい。
担当責任医師 腎臓内科 武曾恵理
| ■CAPD教育研修日程(PDFファイル) ※2012年6月〜8月、2012年9月〜2013年1月の開催日程 を掲載しました ■申込用紙(PDFファイル) |
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場 所
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6月〜9月:北野病院 第2健診棟 2階 栄養相談室
10月〜1月:本館 5階 きたのホール |
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時 間
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14:30〜15:45
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参加無料
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開催日
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担当者
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内容
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6月28日(木)
10月25日(木) |
医師
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腎臓について
慢性腎臓病とその治療法について |
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7月26日(木) |
管理栄養士
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今日からできる!
食事療法の基本とコツ |
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8月23日(木)
12月27日(木) |
臨床検査技師
薬剤師 |
検査でわかる事
腎臓病のくすりについて |
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9月27日(木)
1月24日(木) |
看護師
医療ソーシャルワーカー |
腎臓を守る生活をしよう
腎臓を助ける治療法を知ろう 利用できる福祉制度とは |
※ 当教室は予約なしでも参加できます。(予約も可能)
お問合せ先 : 北野病院血液浄化センター 06-6312-1251(直通)
卒後研修終了者を対象に卒後3年目から5年目の「平成23年度腎臓内科レジデント」を募集しています。
見学は随時受付ますので関心のある方は部長の武曾までメールもしくはFAXでご連絡ください。
FAX:06-6312-8867
腎臓内科の領域は腎炎、水電解質異常、保存期慢性腎不全、血液透析、腹膜透析、アフェレシス、腎移植など多岐にわたります。当院ではこれら全ての領域について豊富な症例を幅広く経験できます。腎炎に関しては、慢性腎炎、ネフローゼ症候群、膠原病、血管炎など多くの症例に腎生検を行い(年間約100〜150件)、診断・治療を行っています。透析については、透析導入、外来維持透析管理、透析合併症入院患者の管理、アフェレシス(血漿交換、血液吸着など)、腹膜透析など、豊富な症例を幅広く経験できます。また、バスキュラーアクセスの作成・インターベンション治療も腎臓内科で行っております。腎移植については、泌尿器科と腎臓内科が協力してチームを組んで行っております。腎移植は症例数こそ少ないものの術前評価・術後長期管理は腎臓内科でおこなっており、移植に関しても学ぶことができます。
興味のある方は是非ご連絡ください。一緒に頑張りましょう。
●7月17日(火)の甲子園球場阪神-巨人戦において5回と6回の間に越山医師の糖尿病に関するコメントが「ライナービジョン」に流されました。アークレイ社の岩田稔投手支援事業の一環です。