当センターでは、積極的に学会発表や講習会・研修会の講師などを引き受けています。日常診療での疑問を、明らかにし、多くの人に知って頂くことで最終的に患者様に還元することを目標としています。また、実際の臨床場面を少しでも知ってもらうため、大学や養成校で講義や実技指導を実施しています。
第35回大阪理学療法学術大会が開催されました。
今大会では、当院本田技師長が大会長を務め、9名のスタッフが研究報告・症例発表を実施しました。
ご理解とご協力をいただいた準備委員、運営スタッフ、各企業、当院スタッフなど多くの方々のおかげで無事に35回の学会を準備・開催することができました。誠に有り難うございました。学会を通じて多くの方々と意思疎通をはかることができとても有意義な経験となりました。今回の経験を糧に、当科が更に発展していけるよう取り組んでいきたいと思います。
演者 | 演題 |
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鶴本 一寿 | 再入院を繰り返す心不全患者の臨床所見の変化 |
富 謙伸 | 無気肺を呈した筋ジストロフィー患者に対して機械的咳嗽介助を導入した症例 |
村司 憲三朗 | 急性心筋梗塞後の心不全合併により不安抑うつ傾向を認めた症例に対する自宅退院に向けた介入 |
河野 風花 | 訪問リハビリテーション導入により屋外活動再開と疾病管理の定着を目指した呼吸器疾患患者 |
井上 雅代 | 安定期COPDにおける呼吸困難と栄養指標の関連 |
三木 陵平 | 呼吸と同調させた動作指導により労作時呼吸困難が軽減し、病棟ADL向上に繋がった肺アスペルギルス症の一症例 |
藤原 裕貴 | 気腫合併肺線維症による労作時低酸素血症に対して高濃度酸素療法投与下での運動療法を実施した1症例 |
前田 麻里 | 退院前後で身体活動量と連続SpO2モニタリングを用いて設定酸素流量の適性を判断した間質性肺炎の一症例 |
森田 俊毅 | 左橋梗塞により右片麻痺を呈し、院内歩行自立を目指した症例 |
資格 | 人数 | |
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専門理学療法士 | 呼吸 | 1 |
循環 | 1 | |
代謝 | 1 | |
認定理学療法士 | 脳卒中 | 2 |
循環 | 6 | |
呼吸 | 5 | |
代謝 | 1 | |
運動器 | 1 | |
神経筋障害 | 1 | |
心臓リハビリテーション上級指導士 | 1 | |
心臓リハビリテーション指導士 | 4 | |
呼吸ケア指導士 | 2 | |
3学会合同呼吸療法認定士 | 10 | |
地域ケア会議推進リーダー | 2 | |
介護予防推進リーダー | 2 | |
終末期ケア専門士 | 1 | |
医療安全管理者養成研修 | 1 | |
理学療法士協会協会指定管理者(上級) | 2 | |
フレイル対策推進リーダー | 2 | |
緩和ケア研修会修了者(厚生労働省) | 2 |