令和3年4月より新研究部へ移行しました。
医学研究所 所長 |
|
---|---|
医学研究所 副所長 |
|
新研究部名称 | 新研究部について | 主たる所属診療科 | 新研究部長 |
---|---|---|---|
腫瘍 | 腫瘍部門では、消化器系、呼吸器系、泌尿生殖器系、女性生殖器系、乳腺、および造血系などの悪性腫瘍に関して研究しています。臨床では、ガイドラインだけでなく、科学的根拠に基づく研究を実施し、更にがん治療の向上を目指し、分子生物学による基礎研究や臨床への応用研究も取り組んでいます。 |
|
本庄 原 (病理) |
呼吸・循環 | 呼吸・循環部門では、生命維持に不可欠な呼吸と循環を担う心臓、血管、肺の疾患、呼吸・循環の調節システムの生理機能およびその障害に関する研究を実施しています。また、呼吸・循環障害の際に生命維持に必要となる医療機器の研究も行っています。 |
|
春名 徹也 (不整脈) |
内分泌・代謝・腎臓 | 内分泌・代謝・腎臓部門では、糖尿病などの代謝疾患や多様な内分泌疾患の病態解明、さらに個別化医療を目指した基礎、臨床研究を実施しています。また、腎疾患および腎生検データベースを活用した臨床研究や糸球体疾患の基礎研究に加え、多様な疾患の病態や治療経過を改善する栄養と食のあり方などを研究しています。 |
|
濱崎 暁洋 (糖内) |
炎症・免疫 | 炎症は傷害に対する生体反応であり、本来病原体や異物を排除する仕組みである免疫でも引き起こされます。炎症・免疫部門では、自己または非自己抗原に対する自然免疫および獲得免疫や、その炎症反応を研究し、感染症や免疫疾患の病態解明と治療や予防法の確立を目指しています。 |
|
井村 嘉孝 (リウマチ) |
神経・感覚運動器 | 神経・感覚運動器部門では、視覚、聴覚および表在、固有感覚など外界の情報を脳で統合判断し、中枢および末梢神経を介して筋肉、骨、関節の随意運動に繋げるシステムに生じる病態について研究しています。たとえば、鼓膜の再生療法は長年の研究が実り、保険診療として承認されました。また脊髄損傷についての再生医療も研究しています。 |
|
戸田 弘紀 (脳外) |
発達・再生 | 発達・再生部門では、小児科と小児外科領域の免疫やアレルギー、血液、神経、代謝や内分泌、新生児と未熟児等の各専門分野における臨床研究を実施しています。病態解明や治療に結びつくような症例報告や臨床研究の成果を発信し、同時に京都大学と協力して研究医の育成に注力しています。 |
|
塩田 光隆 (小児) |
病態生理・薬理 | 病態生理・薬理部門では、麻酔科、集中治療部、救急部での手術や敗血症に代表される急性の重症疾患における生体の侵襲反応の病態生理や、それを制御する薬理学の研究を実施しています。また、薬剤部では薬物療法の有効性と安全性の向上を目指した臨床研究を実施しています。 |
|
尾上 雅英 (薬剤) |
保健・健康 | 保健・健康部門では、主に疾病予防や健康増進に関する部門独自の研究や他の研究部門との共同研究を行っています。放射線に対する腫瘍、生体の反応や機器と薬剤の安全性をはじめ、生活習慣と疾病の予防法を研究しています。さらに検査や輸血の安全性に加え、医療情報の管理とデータマイニング研究、看護の質向上を目指す臨床研究やリハビリテーションによる身体機能の改善を目指す研究、口腔周囲疾患の発生や予防の研究を実施しています。 |
|
寺井 美峰子 (看護) |
2025(令和7)年8月現在
種目 | 研究代表者 | 研究課題 | |
---|---|---|---|
基盤研究(C) | 松原雄 | 免疫チェックポイント阻害薬に関連した腎障害における三次リンパ節の機能解析 | |
基盤研究(C) | 大角明宏 | ドナー肺の好中球細胞外トラップを標的とした新規移植前治療法の開発 | |
基盤研究(C) | 中嶋綾 | 喉頭癌・下咽頭癌の放射線治療における喉頭機能温存予測モデルの開発 | |
基盤研究(C) | 宮部結城 | 放射線治療において椎体の屈曲・伸展・回旋による誤差を検出補正する方法の検討 | |
基盤研究(C) | 稲垣暢也 | GIP/GLP-1受容体共刺激による血糖降下・体重減少作用増強メカニズムの解明 | |
基盤研究(C) | 戸田弘紀 | パーキンソン病・本態性振戦患者における小脳・視床・皮質回路の機能解剖の解明 | |
基盤研究(C) | 堀江昭史 | ヒト末梢血単核球(PBMC)の免疫寛容変化による胚着床改善効果の機能解明 | |
基盤研究(C) | 原田博之 | マルチオミクス解析による若年性舌癌の発症機構の解明 | 新規 |
基盤研究(C) | 高橋克 | USAG-1を標的分子とした分子標的治療による歯の再生 | 新規 |
基盤研究(C) | 榊原敦子 | がん対策推進と患者の意思決定支援を目的とする「子宮頸がん予後予測モデルの開発」 | 新規 |
若手研究 | 前川久継 | 大腸癌患者由来癌細胞ライブラリーを用いた癌幹細胞性の可塑性に関する研究 | |
若手研究 | 渋江公尊 | 膵α細胞のIRS1制御性オートファジーにて調節されるグルカゴン分泌調節機構の探索 | |
若手研究 | 山本健人 | 大腸癌におけるFGFR遺伝子が新規分子標的治療薬の感受性にもたらす影響と臨床的意義 | |
若手研究 | 川添准矢 | ヒスタミン受容体シグナル制御による肝虚血再灌流障害の制御および肝移植への応用 | |
研究活動スタート支援 | 石村拓也 | 機械学習を用いた腹膜透析継続可能期間予測モデルの開発 | 新規 |
種目 | 研究分担者 | 研究課題 | ||
---|---|---|---|---|
基盤研究(A) | 堀江昭史 | 新規細胞内氷晶形成測定法の開発と次世代三次元組織凍結保存 | ||
基盤研究(C) | 武藤誠 | マウスモデルと臨床材料を用いた大腸がん幹細胞亜型の転移機構の解析 | ||
基盤研究(C) | 中川靖章 | 心不全患者におけるTRPC3/C6シグナルのバイオマーカーとしての潜在的意義の検討 | ||
基盤研究(C) | 上田修吾 | 大腸がんに対する新規分子標的治療薬FGFR3IIIc阻害薬の開発 | ||
基盤研究(C) | 奥知慶久 | 大腸がんに対する新規分子標的治療薬FGFR3IIIc阻害薬の開発 | ||
基盤研究(C) | 堀江昭史 | 卵丘細胞のメタボロームに着目したSLEの病態に即した胚培養系の開発 | ||
基盤研究(C) | 堀江昭史 | がん・生殖医療のためのヒト卵巣組織凍結法の最適化 | 新規 | |
基盤研究(C) | 堀江昭史 | 胚形態の動的解析と非侵襲的着床前胚異数性検査を併用した新規胚着床前診断手法の確立 | 新規 | |
基盤研究(C) | 本田憲胤 | 呼吸筋トレーニングのアウトカムとしての呼吸筋量及び機能の評価方法の確立 | 新規 | |
基盤研究(B) | 中川靖章 | 心不全病態形成に関わる心筋エピゲノム制御回路の包括的解明と治療標的の同定 | ||
基盤研究(B) | 川添准矢 | マウス脂肪肝移植を用いた代謝免疫学的アプローチによる肝虚血再灌流障害の機序解明 | ||
基盤研究(B) | 稲野将二郎 | 共有結合性人工アミノ酸を導入することによる生体タンパク質の超機能化 | 新規 | |
挑戦的研究(萌芽) | 稲野将二郎 | タンパク質分解系を利用した神経変性疾患の病態解明と治療法の探索 |
研究種目 | 研究分担者 | 研究課題名 | ||
---|---|---|---|---|
地域医療基盤開発推進研究事業 | 寺井美峰子 | 医療機関における国等が発信した医療安全にかかる情報の活用促進に向けた研究 | 新規 | |
難治性疾患政策研究事業 | 塚本達雄 | 難病の克服に向けた研究推進と医療向上を図るための戦略的統括研究 | ||
がん対策推進総合研究事業 | 堀江昭史 | 小児・AYA世代がん患者に対するがん・生殖医療における心理社会的支援体制の構築と安全な長期検体保管体制の構築を目指した研究―サバイバーシップ向上を志向して |
事業 | 研究開発代表者 | 研究開発課題 | |
---|---|---|---|
創薬支援推進事業・創薬総合支援事業 | 稲野将二郎 | 神経変性疾患原因タンパク質の効率的な除去方法の探索 |
事業 | 研究開発分担者 | 研究開発課題 | |
---|---|---|---|
創薬ベンチャーエコシステム強化事業 | 石守崇好 | MRIイメージングバイオマーカー開発とPⅠ試験後観察研究 |