北野病院 歯科口腔外科主任部長の高橋克医師が研究を進める「歯生え薬」が、ウェルエイジング経済フォーラム主催(厚生労働省、経済産業省、文部科学省、日本学術振興会後援)の 「エイジテック2021アワード」にて優秀賞(次点)を受賞しました。
同「歯生え薬」は現在、高橋医師が共同創業者でもある京都大学発のベンチャー企業トレジェムバイオファーマ株式会社を中心として、当院医学研究所においても共同で研究を行っております。
北野病院は本研究を始めとする様々な研究支援を通して、今後も医学の発展に貢献してまいりたいと思います。
本取組の発端は、京都大学医学研究科口腔外科学分野の髙橋克先生が2007年に過剰歯モデルマウスと出会ったこと。AMED(国立研究開発法人日本医療研究開発機構)や京大発ベンチャーキャピタルの支援などを経て開発されてきた科学技術。
ヒトが元々持つ第3生歯(永久歯の次の歯)の芽を退化消失させる機能を停止させ、第3の歯として成長させることで、歯を再生するという全く新しい治療法。
これまで誰もがあったらいいなと思いながらも出来ていなかったことを、日本発の科学技術でブレイクスルーを引き起こすのではという期待と実現した際のインパクトの大きさが評価のポイント。2030年予定の実用化、上市を目指している。
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