この度北野病院では、かねてより準備を進めて参りました薬が効きにくい本態性振戦やパーキンソン病の「ふるえ」に対する外科的治療である集束超音波治療(FUS)を、2021年3月2日(火)に開始致しました。
同日治療した患者様については、治療終了時点において効果が認められる結果となっており、引き続き当院では患者様をフォローさせていただくとともに、今後さらに多くの患者様に同治療を提供できる体制を整えてまいりたいと考えております。
同治療に関してはふるえ・パーキンソン病外来のページをご確認ください。
今後とも北野病院は患者様により良い医療を提供できるよう、職員教育や診療機器の充実を図って参る所存でございます。
*患者さんの同意を得て撮影しています。

頭髪の剃毛

フレーム装着

治療前のふるえ確認

MRI室で準備

位置設定と超音波照射

治療中のふるえ確認

治療後のふるえ確認

治療前のふるえの状況

治療後のふるえの状況
以前実施した時の訓練模様 公益財団法人田附興風会 医学研究所北野病院は、有事においても災害対応能力を持つ医療施設としての役割を果たすことで地域貢献ができるように、2025年10月19日(日)に南海トラフ地震を想定した […]
医学研究所北野病院は、京都大学大学院医学研究科附属がん免疫総合研究センターの研究グループと慶應義塾大学医学部スポーツ医学総合センターとの共同研究により、肝臓などさまざまな病気の原因になるフェロトーシスが進むと「鉄の匂い分 […]
公益財団法人田附興風会 医学研究所北野病院(所在地:大阪市北区扇町2-4-20、理事長:稲垣 暢也)の研究チームは、ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)後に発生する膵炎(Post-ERCP Pancreatitis:以 […]