公益財団法人 田附興風会 医学研究所 北野病院

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【初診外来受付時間】8:45~11:30(※紹介状や予約が必要な診療科をご確認ください)
【休診日】第2・第4土曜、日曜、祝日、年末年始 【面会時間】13:00~16:30(面会制限中)

パーキンソン病・振戦・ふるえ外来

パーキンソン病・振戦・ふるえ外来の開設

北野病院では「ふるえ」の治療を希望される方のため、新たな窓口を開きました。

「ふるえ」は多くの方が経験する症状です。手がふるえて、うまく字が書けない、お箸が使えない、コップで水が飲めない、といった症状は「本態性振戦」や「パーキンソン病」の「ふるえ」の可能性があり、ひどければ治療を要します。また手がふるえる以外に、頭がゆれたりや声がふるえる方もおられ、症状の現れ方は様々です。さらに、この「ふるえ」がお酒をのむと軽くなるという理由で、アルコール依存となってしまう方もおられます。

このような「ふるえ」に対する治療は内科治療ですが、薬が効かない、あるいはお薬の副作用で十分に内服できないといった問題もよくおこります。私たち脳神経外科では、「本態性振戦」や「パーキンソン病」の「ふるえ」に対して外科治療を行なっております。

新たな「切らない手術」の選択肢

現在「ふるえ」に対する外科治療として保険診療で認められた方法は3つあります。

特に超音波を用いる手術は最新の「切らない手術」で安全な方法として大変注目されています。この超音波を用いる方法では、メスで切る、骨に穴を開けるといった手術操作が不要で、また「脳深部刺激療法」で用いるペースメーカー型の機械を埋め込む必要もありません。「集束超音波治療」と呼ばれるこの新しい方法は、頭を装置に固定した状態でMRI検査室に入り、脳の一部に超音波を集中させて、効果と安全性を確認しながら「ふるえ」を抑える、という画期的な方法です。現在は右か左かどちらかの症状に対してのみ行われる手術ですが、「切らない」方法であるために、従来の手術に比べ安心して治療に臨んでいただくことができます。当院では、現在建設中の新しい建物(2020年11月末完成予定)にこの設備を導入し、「集束超音波治療」を提供いたします。

現時点では、「本態性振戦」と「パーキンソン病」の「ふるえ」が「集束超音波治療」の対象として認められています。また「ふるえ」の状態やこれまでの治療状況、頭部CT検査での頭蓋骨密度測定など、診察や検査の結果で治療が可能か判断しています。なお治療の際には超音波装置を頭皮に密着させるため、髪の毛を全部剃っていただく必要があります。入院は1週間以内です。

当院ではこの「集束超音波治療」をこれまでの「脳深部刺激療法」や「定位凝固術」に加え、「パーキンソン病」や「本態性振戦」をはじめ様々な不随意運動に最新の治療技術を提供してまいります。

それぞれの外科治療
※Dallapiazza RF, et al. J Neurol Neurosurg Psychiatry 2019 より一部改訂
DBS
脳深部刺激術
FUS
収束超音波治療
GKRS
ガンマナイフ
RF
高周波熱凝固法
フレーム装着 あり あり あり あり
剃毛 部分あり あり なし 部分あり
穿頭・術創 あり なし なし あり
効果 即効 即効 4ヶ月前後 即効
調節性 あり なし なし なし
可逆性 あり なし なし なし
両側治療 あり なし あり なし
医療機器埋込 あり なし なし なし
保険適用 あり あり なし あり
超音波を用いる手術

FUS

画像提供:インサイテック社
集束超音波治療器
写真提供:インサイテック社
※写真はイメージです。

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お問合せ先 北野病院 3階 外来Dブロック