臨床研修プログラムはこちらよりダウンロードしてください。
全ての医師に義務付けられることになった臨床研修必修化の理念は、「医師としての人格を涵養し、将来の専門性にかかわらず、医学・医療の社会的ニーズを認識しつつ、日常診療で頻繁に遭遇する病気や病態に適切に対応できるよう、プライマリケアの基本的な診療能力(態度、技能、知識)を身につける」ということであるが、この理念に基づき、北野病院各科および研修協力病院、ならびに地域の診療所や福祉施設、保健所等との連携のもとに2年間のローテーションを行う研修プログラムである。
本プログラムにおいては、病める患者の身体的異常のみならず、患者を取り巻く外的環境に由来する心の問題も理解した上で全人的な幅広い医療を行うと共に、将来どの分野に進もうとも応用の利く基本的な診療能力をしっかり身に付け、また、社会人としても先輩、同僚、コメディカルの人々と協調して、チーム医療のできる医師を養成することを基本方針とする。
2年間の研修終了後、研修医は各診療科の専攻医に応募し、さらに専門的な臨床研修を継続することができる。
11名(1年次のみを公募、2年次からの中途採用はしない)
2025(令和7)年医師国家試験を受験予定の者
筆記試験および面接を1日で施行する。
これまでは一律のプログラムであったために、希望進路の決まっている研修医にとっては、やや不十分或いは逆に期間が長いと感じられるローテーションが存在しました。
そこで厚生労働省の規定の許す範囲でプログラムに特色を加え、「内科系」・「外科系」・「小児科産婦人科」と進路の定まっていない研修医を対象にする「自由選択」の4コースに分けました。
臨床研修プログラムパンフレットもご参照ください。
こちらの詳細ページをご参照ください。
PG-EPOCを利用して、研修医は、各ローテーションの修了毎に評価を受け、さらに2年間の全研修終了時に総合的な評価を受ける。
ⅰ)研修医は研修内容をEPOC2へ登録すると共に、到達目標に関する自己評価を行う。
ⅱ) 各科の指導医(研修プログラム責任者)と師長は研修医の診療能力や勤務態度等を評価する。
研修医は指導医および研修システムの評価を行い、指導体制の改善に役立てる。
2年間の研修終了時に、研修医自己評価表、指導医による評価表に基き、医師研修管理委員会において総合評価が行われ、修了者には理事長から研修修了証が交付される。
別表(1)に記す。
2年間の研修を修了した研修医は、北野病院専門研修プログラム専攻医となり、さらに専門的な臨床研修を受けることができる。
身分 | 常勤職員 臨床研修医 ※雇用契約は1年毎の更新 |
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給与 |
基本給
諸手当
賃金
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賞与 |
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社会保険 | 健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険 |
勤務時間 | 平日 8:45〜17:25 ※勤務都合により始業・終業時間変更の場合あり |
休憩時間 | あらかじめ部署別に定める交代制により1日あたり60分で実施 |
休日 | 土曜、日曜、祝日、開院記念日(6月中に1日)、年末年始(12月29日〜1月3日) |
休暇 | 年次有給休暇(初年度10日、2年目より20日付与)、連続休暇(最大6日)、病気休暇、忌引休暇、産前産後休暇など |
受動喫煙対応 | 対策あり、禁煙(敷地内全面禁煙) |
宿日直業務 | あり(月5〜6回程度) |
その他 | 院内診療費補助制度、院内保育所、財産形成貯蓄制度、生命保険団体取扱、研修補助あり(ALS、緩和ケア研修会/受講費・テキスト代・交通費) |
科 名 | 科別プログラム責任者 | 責任者・指導医数 |
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呼吸器内科 | 福井 基成 | 3 |
腎臓内科 | 塚本 達雄 | 3 |
循環器科 | 猪子 森明 | 1 |
消化器内科 | 八隅 秀二郎 | 2 |
糖尿病内分泌内科 | 濱崎 暁洋 | 1 |
血液内科 | 北野 俊行 | 2 |
リウマチ膠原病内科 | 井村 嘉孝 | 2 |
脳神経内科 | 金子 鋭 | 3 |
腫瘍内科 | 西村 貴文 | 1 |
小児科 | 塩田 光隆 | 7 |
小児外科 | 佐藤 正人 | 2 |
神経精神科 | 高木 賢一 | 4※ |
外科 | 寺嶋 宏明 | 6 |
形成外科 | 鈴木 義久 | 3 |
呼吸器外科 | 黄 政龍 | 3 |
乳腺外科 | 高原 祥子 | 2 |
脳神経外科 | 戸田 弘紀 | 3 |
整形外科 | 田村 治郎 | 2 |
産婦人科 | 樋口 壽宏 | 3 |
眼科 | 田邉 晶代 | 1 |
耳鼻咽喉科 | 前谷 俊樹 | 2 |
皮膚科 | 吉川 義顕 | 1 |
泌尿器科 | 岡田 卓也 | 1 |
放射線科 | 石守 崇好 | 5 |
緩和ケア科 | 梶山 徹 | 2 |
麻酔科 | 足立 健彦 | 4 |
集中治療部 | 宮崎 嘉也 | 1 |
救急科 | 平川 昭彦 | 1 |
リハビリテーション科 | 大洞 佳代子 | 1 |
病理診断科 | 本庄 原 | 1 |