2024年12月18日
ヨコガオ(スタッフの素顔)
同じ目線から生まれる 対話を大切に
尿や血液などの体液に含まれる成分を分析する「臨床検査」という分野を初めて知ったのは、大学の頃です。元々は管理栄養士をめざして入学しましたが、外見からはわからない体内の状態や疾患を明らかにできることに驚きと面白さを感じ、在学中に臨床検査技師の資格を取得。働きながら知識を深め続けたいと思い、地域の人々への治療と、最先端の研究の両方を行う北野病院に入職しました。
私たち検査技師が示す結果は、今後の治療方針や投薬内容の決定に大変重要な要素となるので、その時の結果だけでなく前回値との微細な変化にも気を配ることが大切。直接患者さんと接することはなくても、常に結果と向き合っているので、私も医療チームの一員として関われていると感じています。日に日に改善していく数値を見ると、本当に心からホッとしますね。
機械だけに頼らず、自分の目で検査結果を確認し、正確な数値を返していく。集中力が必要な仕事だからこそ、休日はジムや大好きな海に出かけてリフレッシュしています。最近は夫の影響でスポーツ観戦も趣味のひとつになり、神戸や大阪のスタジアムで、サッカー選手や野球選手たちにエールを送っています。
正確性とスピードの両方が求められる仕事ですが、状況判断が素早く的確で後輩ながら頼もしい存在です。集中力が必要なハードな職場でありながら休日を思いっきり楽しむ姿を見て、パワフルさにいつも驚いています。
臨床検査技師 垣内 真子