公益財団法人田附興風会 医学研究所北野病院

ヨコガオ(スタッフの素顔)
2024年12月18日

同じ目線から生まれる 対話を大切に

医師 東尾篤史ひがしおあつし 小児外科 副部長

小児外科を志したのは、医学部5年生の実習の時に担当した患者さんのご家族から「先生みたいな小児外科医がいてくれたら」と言われたことがきっかけです。元々子どもが好きで、目標にしたい恩師との出会いもあって、小児外科の医師になりました。普段は義理の両親や親戚が近所に住む自然豊かな環境の中で、妻と3人の子どもたちと「みんなで一緒に楽しめること」をして過ごしています。勤務先との距離はありますが、今の環境と家族との生活は仕事への原動力になっています。日頃から大切にしていることは「同じ目線で話すこと」です。子どもたちの「やりたい!」に耳を傾け、自分の意見が言いやすい雰囲気作りをしています。 仕事でもそれは同じです。小児外科では子どもの手術を中心に行っていますが、お子さんの話になると親御さんはご自身のこと以上に心配されるので、状況を正確に伝えながらも不安な気持ちが少しでも和らぐような対話を心がけています。「断らない医療」をモットーにしている当院の小児外科にはさまざまな患者さんが来院されますが、一人でも多くの子どもたちとご家族に安心して治療を受けていただけるよう、これからも力を尽くしていきたいです。

先輩のスタッフからの一言!

仕事ぶりは冷静沈着でクールという印象ですが、ご自分のお子さんの話題になると表情が変わり、溺愛ぶりが伝わってきますね。病院でも子どもたちやご家族と同じ目線に立って接する姿には、いつも感心しています
医師 遠藤 耕介えんどうこうすけ

医師 遠藤 耕介

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