公益財団法人田附興風会 医学研究所北野病院

特集:病院のきほんの「き」
2025年2月17日

③きほんの「き」(Q7~Q10)

病院のことって、実はよく知らない。
そんなあなたにぜひ知ってほしいことがあります。
知識があれば、いざというとき役に立ち、安心につながる。
そして、きっと誰かに話したくなる
病院のきほんの「き」をご紹介します。

Q7 北野病院って外観だけじゃなく、中にもいろんな特徴があるって本当?

A 外来ゾーンはエスカレーターがある吹き抜け構造で、診察を待っている間に少しでも不安が和らぐよう、明るく開放的な雰囲気にしています。また、診療スペースは医療機器の追加などに伴いレイアウトを柔軟に変更できるよう、柱が少ない空間設計が施されています。

 

Q8 北野病院の名前についている「医学研究所」って?

A 北野病院は、臨床医学の研究用病院として、総合医学研究を行うことを目的に開設しました。診察を行っている本館の西側にある「新館」の7階には、8つの研究部と医学研究支援センターで構成される「研究所」などが併設されており、各診療科や各部署との密接な連携により、豊富な臨床症例に基づく研究を行っています。
※医学研究所Webページ

Q9 プラナホールって何?どんな意味があるの?

A 最上階から光が降り注ぐ5階のプラナホールは、ほっとひと息がつける憩いの空間です。「プラナ」とは、「宇宙の精気、エネルギー」を意味するヒンズー語から来ている言葉で、「患者さんがエネルギーを受ける場所であってほしい」という想いを込めて名づけられました。ぜひ、ホールの真ん中から仰ぎ見て、吹き抜けの壮観な光景を楽しんでみてください。

 

Q10 「がん相談支援センター」に相談してもいいことってどれ?

・先生に聞きにくい抗がん剤や治療のこと
・治療で爪や肌など見た目に変化が…
・ただただ不安が募る。これって誰に聞いたらいいんだろう?
・友人ががんになり、自分まで不安になった
・がんになった家族にどう接すればいい?
・お金のことが心配

A  「全部相談していい!」です。

がん治療の進歩に伴い、「入院ではなく通院しながら治療する」「仕事を続けながら治療する」といった、がんとの共生が一般化。また、メディアでもよく取り上げられるようになったこともあり、がん患者でなくてもがんの話を耳にする機会が増えています。北野病院の「がん相談支援センター」では、がん専門相談員として研修を受けた看護師、もしくは専門の看護師や医療ソーシャルワーカーが、がん治療中の患者さんはもちろん、その家族や友人、がんに対して漠然とした不安を抱えている人、すべての人の悩みや相談に耳を傾け、向き合い、寄り添っています。


「がん相談支援センター」の利用方法>
予約なしの場合

「今すぐ相談したい」「時間が空いたからちょっと話を聞いてほしい」など「1階の12番窓口」までお越しいただければ当日相談できる時間をご案内します。

予約される場合

予約をすればスムーズにご案内ができ、個室で相談ができます。予約は電話、メール、窓口にて受け付けています。詳しくはこちらをご覧ください。

がん情報を閲覧できる「検索コーナー」をはじめ、ウィッグやケア帽子、ネイルなど、薬物療法などで生じた外見の変化に対する「アピアランスケアのコーナー」も併設していますので、ぜひお気軽にご利用ください。

がん相談支援センター

 

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