2024年10月3日
特集
④知っておきたい「標準治療」のこと
がんとは遺伝子にキズがついて膿まれた細胞が以上に増殖し、制御できなくなった状態をさします。
二人に一人ががんになると言われる時代。
みなさんはこの病気について、どれくらい知っているでしょうか。
Aごく一部の「がん」に遺伝性のものがあります。
がんは遺伝子に起こる変化が原因の病気。大半のがんは遺伝しませんが、ごく一部のがんに遺伝性のものがあります。
A日常生活を改善することで発がんリスクを下げることができる可能性があります。
がんの発生は生活習慣と深い関わりがあります。そのリスクを下げるためには、喫煙・飲食。食習慣などを見直すことが必要です。
A転移のない進行の極めて初期段階の「がん」のことをさします。
早期がんとは、早期に発見されたがんのことではありません。本来は、転移のない進行の極めて初期段階のがんのことをさします。早期がんの段階で治療を開始することができれば、長期間がんを制御することができる可能性が高くなります。
A「がん」の発生源である原発巣(げんぱつそう)を特定ます。
原発巣を特定することは非常に重要です。がんがどこで発生したかを知ることで、適切な治療方法を検討できるからです。例えば肺にがんがあっても、「大腸のがんが肺に転移した」と診断された場合には「大腸がんの肺転移」と診断され、原発巣である大腸がんの治療法に準じた治療が進められます。