公益財団法人 田附興風会 医学研究所 北野病院

公益財団法人 田附興風会 医学研究所 北野病院

【初診外来受付時間】8:45~11:30(※紹介状や予約が必要な診療科をご確認ください)
【休診日】第2・第4土曜、日曜、祝日、年末年始 【面会時間】感染対策のため原則面会禁止

治療について(神経精神科)

精神科の治療手段には薬物療法と精神療法があります。精神療法には服薬や休養指導、行動療法といったものから臨床心理士によるカウンセリングまでが含まれます。また鑑別診断のための頭部CT、MRI、脳波といった検査や臨床心理士による知能テスト、心理テストなども医師の判断で必要に応じて行っています。

当院での治療の中心は薬物療法です。それに正しい服薬法、適切な休養指導や行動療法などを症状に応じて併用しています。原則として医師によるカウンセリングは行っていません。医師の判断によりカウンセリングが適切と認められた場合に限り臨床心理士によるカウンセリングを受けてもらっています。カウンセリングのみやカウンセリングを治療の中心に希望される方は当院では対象外となりますのでご了承下さい。

カウンセリングでは

対話(言葉)によるカウンセリングが基本です。家庭内外の人間関係や不適応感についての悩み、不登校など学校に関する悩みなどのご相談を承っています。

入院治療について

※2020年4月11日より精神科病棟の運用を一時停止致します。入院受入れが出来なくなりますのでご了承ください。

精神科治療における入院治療の最大の目的は正しい服薬と適切な休養による症状改善です。入院治療でしか出来ない特別な治療法というものは精神科の場合はありません。

また当院精神科には12床の精神科病床があります。ここでは任意入院と完全開放病棟の2つが大きな特徴となっています。

任意入院とは患者様自らの意志で精神疾患の治療の目的で入院するという意味ですので本人の意思によらない強制的な入院は一切出来ません。任意入院の性質上、入院中の患者様の行動について病院スタッフが制限をすることも出来ません。したがって入院中に患者様が退院を希望された場合、病状のいかんに関わらずこれをスタッフが無理に止める事は法律上不可能となりますので退院希望が出次第速やかに退院していただくこととなります。

また完全開放病棟という環境から病院内外の出入りは自由となっています。当院では精神科病棟という閉鎖性、特殊性を可能な限り排除し、より多くの人が安心して利用できる治療環境を提供したいと考えています。したがって入院中の約束事(門限・面会時間の厳守、禁酒、喫煙場所・携帯電話使用可能な場所の厳守、薬物乱用・故意の器物破損・自傷他害行為の禁止など)の守れない方の入院もお断りしています。また入院中に上記約束事に違反した場合は強制退院となります。

これにより、入院治療を必要とする方が一人でも多く安心して休養し治療に専念できる環境を整えたいと考えておりますのでご協力下さい。

主な基礎疾患について

精神障がいをお持ちの方が利用できるサービス

神経精神科相談室にはケースワーカーがおり、「医療費や生活に困っている」「福祉制度の内容や手続きがよくわからない」「在宅サービスや施設サービスを利用したい・知りたい」「療養中の生活や仕事のことが心配」「誰に相談したらいいかわからないことがある」といった患者様やご家族からの様々なご相談をお受けし、一緒に考えていく役割を担っています。相談については無料で秘密は厳守します。(2007/05/2 update)

1.自立支援医療費支給制度(精神通院)

精神科、(一部脳外科、神経内科、小児科)などで、対象疾患に対して、外来医療費・薬剤費が軽減される制度です

制度変更の概要
ご留意いただきたいこと
対象者

統合失調症、感情(気分)障害、てんかん、認知症、高次脳機能障害、発達障害薬物関連障害(依存症等)の方で一定期間の治療が必要と認められる方。および上記以外の疾患で、症状が重度であるため、医師が治療の継続を必要と認められる方。

利用相談窓口

2.精神障害者保健福祉手帳

取得することで、生活面でのサービス利用や税金の控除などを受けることが可能となります

制度の概要
対象者
等級

1〜3級に等級がわかれている

1級
精神障害があって身のまわりのことがほとんどできないか、 日常生活に著しい制限を受けており常時援助を必要とする程度

2級
精神障害があって日常生活に著しい制限を受けており、時に応じて援助を必要とする程度

3級
精神障害があって日常生活又は社会生活に一定の制限を受ける程度

手続き窓口

3.障害年金

一定の障害の状態にあって、日常生活や就労が困難な場合に年金給付が受けられる制度
なお、障害年金にも老齢年金と同様、加入していた年金によって障害基礎、障害厚生、障害共済年金など種類があります

年金申請要件
対象者

精神疾患を有する方のうち、精神障害のために長期に渡り、日常生活又は社会生活に制限のある方。対象疾患は主として統合失調症、感情(気分)障害、てんかん、認知症、高次脳機能障害、発達障害。

*手帳よりも、対象者範囲が狭くなっています(判定基準が手帳より厳密なため)

等級

障害基礎・・・1、2級
障害厚生年金、障害共済年金・・・1〜3級
 →各等級の範囲については、手帳と同様。
   ただし、判定が厳しいため、手帳と年金の等級が違うことはよくあります

手続き窓口

障害基礎年金・・・市区町村の国民年金担当課または
         最寄りの社会保険業務センター・年金相談センター
         (旧:社会保険事務所)
障害厚生年金・・・最寄りの社会保険業務センター・年金相談センター
障害共済年金・・・各共済組合窓口

年金額

4.特別障害給付金

国民年金の任意加入期間に加入していなかったことにより、障害年金等を受給できない障害者の方に、特別障害給付金を支給する制度です。(平成17年4月より開始)

対象者

国民年金に任意加入していなかった期間内に、病気やケガで障害の原因となる傷病について初めて医師又は歯科医師の診療を受けた日(「初診日」といいます。)があり、現在、障害基礎年金1級、2級相当の障害に該当し、以下の1または2に該当される方。ただし、65歳に達する日の前日までに障害の状態に該当する方に限ります。

  1. 昭和61年3月以前に国民年金任意加入対象であった被用者(厚生年金保険、共済組合等の加入者)の配偶者だった方
  2. 平成3年3月以前に国民年金任意加入対象で学生であった方

※なお障害基礎年金、障害厚生年金、障害共済年金などを受給することができる方は、この制度をご利用いただくことはできません。

手続き窓口

市区町村の国民年金担当課 または最寄りの社会保険業務センター・年金相談センター(旧:社会保険事務所)

給付額

病診連携勉強会

「大阪精神科懇話会」
年に2回、精神科各領域のエキスパートの先生を招いての講演会を開催