公益財団法人田附興風会 医学研究所北野病院

WE'RE KITANO!(北野病院チーム医療)
2025年2月21日

”地域医療”サービスセンター

入院や手術、通院が必要になった時、多くの方が不安を抱えて病院に来られます。その不安が少しでも和らぐよう、地域医療サービスセンターでは、入院前から退院後のフォローも含め、適切な医療につなぐさまざまな支援を行っています。
必要な治療、抱える悩みや希望は、患者さんによって異なります。患者さんとそのご家族が病気やけがの治療に専念できる環境を提供するため、専門のスキルと知識を持ったスタッフが情報を共有し、連携を取りながらサポートしています。

MEMBER 01 看護師(地域医療連携室)

 

地域の医療機関をつなぐパイプ役として転院・受診をコーディネート

地域医療連携室の看護師として、地域の医療機関からの診察に関する相談や、緊急の受診依頼の対応などを行っています。北野病院と地域の医療機関が連携し、患者さんの医療情報を密に共有することで、的確な診療科への受診調整が可能になります。病院それぞれの特徴や得意分野を活かすことで、患者さんが安心して治療を継続できるようサポートしています。

MEMBER 02 事務員(地域医療連携室)

看護師と協力して正確かつスピード感のある受診対応を

地域の医療機関から紹介いただいた患者さんがスムーズに当院を受診できるよう、予約調整や緊急受診の調整を担当しています。受診予約を受ける際、病状などに関して専門知識が必要な場合は、地域医療連携室の看護師と連携して確認しながら対応。また、看護師が十分に専門性を発揮できるよう、事前の事務処理などを行い対応できる環境を整えています。

MEMBER 03 事務員(入院係)

センター内の連携力を活かし円滑な入院手続きで患者さんをサポート

入院の申し込みから当日の手続き、お部屋の調整まで、患者さんの入院に関わる事務全般を担当しています。「看護師やソーシャルワーカーが同じフロアにいる」という当センターの強みを活かし、窓口で伺った患者さんのお話についてセンター内で共有が必要と判断した場合はすぐに相談するなど、患者さんが安心して入院できるように対応しています。

MEMBER 04 医療ソーシャルワーカー(医療相談室)

患者さんやご家族の話に耳を傾け、退院後の不安や困りごとを解決

退院後の生活についての不安や悩み、医療費をはじめとした経済面の相談など、さまざまな問題に対して、患者さんやそのご家族に必要なサポートを提案しています。「家族と家で過ごしたい」「リハビリをして回復をめざしたい」など、患者さんの思いに添えるよう、在宅サービスの導入や適切な転院先の提案など、院内外の関係者と連携しながら調整しています。

MEMBER 05 看護師(医療相談室)

退院後に希望する生活の実現のために必要な支援を検討

患者さんやご家族が「退院後にどのような生活を望まれているのか」を伺い、実現に向けて必要なことを検討・提案する退院支援看護師としてさまざまなサポートを行っています。患者さんの思いを叶えるため、入院前からの細やかな情報共有や、医療・介護・福祉などあらゆる分野の専門スタッフとの連携を大切に支援しています。

MEMBER 06 看護師(入退院サポートステーション)

入院前から退院後まで患者さんごとに異なる悩みや不安に対応

入院を控えた患者さんとの面談で検査や手術に対する不安や疑問についてお話を伺い、入院中もできるだけ困ることがないよう支援しています。面談をして終わりではなく入院中も病棟を定期的に訪問し、患者さんが困っていることはないかをヒアリングするなど、病棟の看護師とも連携しながら継続的にサポートを行っています。

 

地域医療サービスセンター

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