救急外来では脳神経疾患、循環器疾患のほか、消化器疾患、呼吸器疾患、脳神経疾患、各臓器不全、骨折を含む外傷、切断指(曜日限定)、中毒などにも対処しております。必要に応じて各専門分野の医師が連携して治療にあたります。
院内を張り巡らせているコンピューターによるオーダリング患者管理システムを採用しており、当院に受診歴のある患者様は以前の診療歴、数々の検査データが瞬時に取り出すことができ、病態がどのように変化しているかもすぐに判断できます。
救急科に隣接して集中させているため、必要に応じてレントゲン写真やCT、MRIを直ちに撮影することができます。院内はほぼフィルムレスで運用されています。
各担当の医師は24時間体制で待機しております。専門の看護師も当直しているために各検査は24時間施行することができます。
救急科は救急車から治療室まで重篤な患者様が運ばれてきても効率的に治療が進められるようになっています。救急車進入口、緊急治療室、検査室、処置室、点滴室、外来診察室までのスペースに十分な面積を取っており、緊急の病態に対しても瞬時に対応できるよう体制を整えております。
高規格の大型救急車が同時に3台受け入れられるよう、進入口を広く確保しています。そのうち1台分は屋内に設けられており、雨天でもストレッチャーで運ばれる患者様が濡れることなく治療室へ運びこめます。
広いフロアにベッドや配管システム、無影灯などをすべて2セット設けており、重症の患者様でも同時に2人収容することができます。
救急科専用のベッドを4床有しています。さらに様々な疾患に応じて、ICUや各病棟の観察室、個室、総室を提供できるようにしております。
意識障害があったり、痛みや苦しみで動けない方はとにかく救急車を呼んでください。そして救急本部から当院へ連絡してもらってください。
直接問い合わせをされる方は、06-6312-1221(代表)へお電話ください。
当院での受診を希望される場合、必ずお電話をいただきますようお願いいたします。患者様には安心して受診、診察していただけるように常に努力はしておりますが、それでもどうしても重症の患者様が複数おられて診察ができない、あるいは診察まで長い時間待っていただかねばならない、専門の医師が手が離せない、緊急の手術が必要だが手術室が確保できない、病室が満床で入院できない、といった事態も起こりえます。
そのような際には他病院へのご紹介をさせていただくこともあるかもしれません。必ずお電話をいただき、診療が可能かどうか確認してください
当院では、ナルコレプシーやうつ病の治療薬であるリタリン(塩酸メチルフェニデート)は使用しておりません。