健康管理センターについて
ご挨拶
健康管理センターでは、人間ドック、企業健診などを実施しています。人間ドックには日帰りドックおよび一泊ドックがあり、脳、心臓、肺、骨密度、PET-CT、大腸検査(一泊のみ)などのオプションを選択いただけます。人間ドックでは悪性腫瘍(各臓器のがん)や生活習慣病(肥満、糖尿病、高血圧、脂質異常症など)の早期発見を主目的としておりますので、無症状の内に早期発見し早期治療することができます。また、すでに何らかの疾患をお持ちで治療中の方であっても、全身疾患のスクリーニングを行うことにより、専門診療とは異なった視点で他の異常を発見することも可能となります。
北野病院では33の専門診療科をそろえておりますので、異常が発見された場合には速やかに担当診療科へ紹介させていただくなど、北野病院ならではのアフターケアも充実しております。逆に、専門診療科での精密検査後であっても経過観察が必要な場合には、当ドックを活用いただいていることもあります。このように、予防医学的視点から症状がなくても病気になりやすい生活パターンの改善も含め、健やかに過ごしていくための方策を担当医と一緒に見直してゆく機会としてご利用いただけましたら幸いです。
当ドックでは総合医学的観点から検査結果説明を行うことを原則としております。このため検査結果は各担当診療科での評価を経た後にお伝えすることとなり、検査結果が出そろうまでお待ちいただく時間が生じてしまいます。特に脳や心臓に関しては専門医の結果説明もありますので、同時に受診される場合には少々お時間をいただくことになることをご了承ください。皆様の受診をお待ちいたします。
健康管理センター長 塚本 達雄
人間ドックのご案内
- 人間ドックのご案内
- 病院機能の活用による質の高い健診
当健診部では、病院機能をフルに活用し、個々の検査について専門医が診断し、さらに健診を専門とする医師がそれらを統合して判定し説明を行っています。当人間ドックで発見された異常については、関連各科と連携し、できる限り早期確定診断、早期治療が出来るように取り計らっています。 - 科学的根拠に基づく健診
近年、「科学的根拠に基づく医療(evidence-based-medicine, EBM)」の推進が強調されていますが、健診・予防医学分野におけるEBMの活用・浸透はまだまだこれからの課題です。当健診部では、検査項目などの選定だけでなく、結果のフィードバックや生活習慣改善への介入においてもEBMの実践を目指したプログラムの開発を目指しています。また、この分野におけるエビデンスの発信を積極的に行っていくことを念頭に、臨床および研究活動を行います。 - チーム医療
医師、看護師、保健師、栄養士、検査技師、事務といった多職種によるチーム医療で、単に検査するだけでなく受診者一人ひとりの個性や生活環境に応じた健診管理をめざします。
特色・取り組み
多職種チーム
多職種カンファレンス
受付
検査
診察
栄養指導室
眺望