患者様の権利を尊重する医療に尽力いたします。
人格や価値観等、人としての尊厳を尊重される権利があります。
差別されることなく、良質で安全な医療を受ける権利があります。
わかりやすい言葉で説明を受ける権利があります。
適切な情報提供を受け、自ら治療方針を決定する権利があります。
当院での診断や治療方法等について、他の医師や医療機関の意見を求める権利があります。
ご自身の診療情報を知るために、診療録の開示を求める権利があります。
医療の過程で提供された個人情報は、法の定めに従い、適切に保護されます。
臨床研究に関する十分な説明を受け納得した上で、協力あるいは中止を求める権利があります。
健康増進と病気予防を自己責任で行うために必要な健康教育を受ける権利があります。
患者様と医療者とのより良い信頼関係を築くため、以下のご配慮をお願いいたします。
医学研究所病院として臨床研究を行い、医療人を育成することにご協力ください。
ご自身の健康情報や病状変化などをお知らせください。
【例示】 アレルギーの有無、服用中の薬剤名、薬剤の副作用 など
治療や検査などの医療行為は、理解と合意の上で受けてください。
他の患者様の権利を尊重し、病院規則と医療者の指示に従ってください。
【例示】 敷地内禁煙、携帯電話の使用 など
講演会や健康相談などを開催しておりますのでご参加ください。
当院では、患者様と地域の医師との連携を強化して、より良い医療を提供することを原則としています。主治医が急性期治療を終えたと判断した患者様に対して、「かかりつけ医」を紹介することにご理解ください。
当院では、院内感染および母子感染を防止し、より良い医療を受けていただくために、入院・手術・分娩・内視鏡・組織検査などの前には、必要に応じて、肝炎ウイルス・エイズウイルス・梅毒などの感染症に関する血液検査を行っています。また、患者様の血液が医療従事者の傷口に付くなどの汚染事故が発生した場合にも、感染症に関する血液検査をお願いしています。趣旨をご理解の上、ご協カをお願いいたします。検査の結果については、プライバシーに十分配慮した上で、当該部署で結果に応じた対応をさせていただきます。また、検査結果はご本人または保護者の方にのみお知らせするとともに、必要に応じて適切な情報提供や治療を行ってまいります。ご質問などがありましたら、主治医・担当医にご遠慮なくお尋ねください。なお、エイズウイルス検査を行う場合には、事前に同意をいただくようにしておりますが、検査されることをご希望されない場合はお申し出ください。
当院では、臨床検査・診断のために採取した血液・尿・ 生検組織などの検体の一部を保存しておき、職務上及び法律上の守秘義務(個人情報・検査結果など)を厳しく 守りつつ、研究・教育等に使用させていただく場合があります。研究成果を学会や論文などの紙上で発表する場合には、お一人お一人を匿名にし、個人情報は公開されません。検査に用いた検体を、ゲノム・遺伝子解析研究に使用させていただく場合には、前もって、当院の副院長、 関係部長ならびに弁護士によって構成される「医の倫理委員会」の審査・承認を受けます。これらの点についてご同意いただけない場合は、遠慮なく担当医にお申し出ください。
安全で質の高い医療を行うには、患者様と医療機関との相互の信頼関係が大切です。そのため当院では、患者様や付添いの方などが下記の行為をされた場合は、診療をお断りする、あるいはご退去をお願いすることがありますのでご了承ください。
【例示】