公益財団法人田附興風会 医学研究所北野病院

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先輩看護職の声

1年目看護師

Iさん(救急部)

私は、4月から救急部に配属され、日々様々な重症度の患者様と関わらせていただいています。緊急を要する患者様も多く、スピード感のある業務に対応するため勉強も欠かせませんが、その分達成感を感じ、充実した日々を送ることができています。
学生時代は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、臨地実習の機会が少なく、知識・技術ともに不安を抱えての入職でしたが、北野病院ではラダーに基づいた新人研修に加え、救急部の先輩方が全員で手厚くご指導くださり、毎日安心して一歩ずつ確実に成長できる環境で学ばせていただいています。
患者様、また救急部の力になれるよう同期と力を合わせて日々頑張りたいと思います。

Sさん(NICU/GCU)

私の働くNICU/GCUは早産児や低出生体重児などの新生児を24時間集中的に治療する場所です。
本来なら産まれてから家族と共にいるはずの時間を離れて過ごすことになります。そのため、母子分離とは何か、赤ちゃんにとって何が最適かを先輩看護師の看護を見させていただきながら、考え・学び日々業務に慎んでいます。
その中で、安心した表情で退院していく母子を初めて見たときこの笑顔をたくさん見たい、自分の力で守っていきたい、そんな感情が溢れました。
新人看護師として知識や技術はまだまだ未熟ですが、命を預からせていただいているという責任を持ち日々成長していきたいと思います。

2年目看護師

Aさん(10階東病棟)

10階東病棟は呼吸器内科・リウマチ膠原病内科です。慢性疾患や難病、がん疾患など病気と長く付き合っていく患者様が多いことが特徴です。患者様は治療による苦痛だけでなく、病名告知に対する精神的負担、今後の生活に対する社会的不安も多く抱えておられます。そのような背景を持つ方に対して、治療に対するサポートだけでなく、今まで生きてきた過程、その中で養われてきた価値観、今後どのような生活を送っていきたいと考えているかなど、多方面から客観的に対象を看ていくことが必要だと考えています。知識や技術はまだまだ未熟ですが、患者様・ご家族に合った「生き方」を支えられる看護師を目指して、これからも日々頑張っていきます!

Kさん(ICU)

ICUに配属されたばかりの頃は果たして重症患者さんの看護が出来るのかと不安でいっぱいでしたが、まわりには優しく指導してくださる先輩方や支え合える同期の存在があり、継続できています。2年目になると徐々にできることが増え、看護師として働くことにやりがいを持ち、自信が少しついてきました。複数の診療科の患者さんが入室してくる上、解剖生理や術式は様々であり、毎日勉強の日々ですが、患者さんに安心していただける看護を提供できるよう頑張ります。

男性看護師

Sさん(9階東病棟/HCU)

入職とともに心臓センターに配属されてから今年で5年目となりましたが、循環器領域で活躍したいという気持ちは今でも変わらず持ち続けることが出来ています。昨年度には先輩後輩や他職種の皆さんに助けてもらいながら心不全療養指導士という資格を取得することもでき、循環器領域で従事することの楽しさや奥深さ、やりがいを改めて認識することが出来ました。当病棟は、内科・外科・ユニットのすべてが揃っている循環器に特化した環境だと思いますので、少しでも循環器看護に興味のある方はぜひチームの一員となって一緒に頑張っていきましょう!

子育て看護師

Tさん(入退院サポートステーション)

1年半の産休・育休を終え、復帰しました。最初は仕事と育児の両立ができるか不安でしたが、所属した部署の方々や保育所の先生方に支えられながら毎日奮闘しています。新館が建ち、保育所も新館へ移動し、設備も綺麗で充実しているので安心して預けることができています。保育所の先生方も優しく、温かく子供を見守ってくださるため、仕事に専念でき、感謝の日々です。新しい部署に配属され、覚えることも多く大変ですが、楽しく仕事をしています。

主任看護師

Sさん(救急部)

私は、救急部で主任看護師として働いています。救急部では迅速に診断、治療が開始できるよう医師、コメディカルと連携を図っています。患者様と関わる時間は限られていますが、スタッフと一緒にそれぞれの患者様に必要な看護を考え、個別性のある看護を実践していくことにやりがいを感じています。
コロナ禍で病院実習の機会も減少しているため、新人一人一人の進捗状況に応じた指導が出来るよう、実地指導者と連携し部署教育の充実に努めています。
今後も、救急医療体制・看護の向上を図り、地域の中核病院として貢献できるように尽力していきたいです。

看護師長

Iさん(7階西病棟)

私は、北野病院に就職して20年目、看護師長として9年目になります。私は入職時、一番要領が悪く手のかかる看護師でした。しかし、北野病院の患者様やスタッフ、上司の方々など多くの方と関わり、育てていただきました。今思うことは、私はとても人に恵まれた看護師人生だということです。
良い看護を提供するためには、患者様を大切に想うことはもちろんのこと、良い看護を共に考え実践できる「良き仲間」が必要です。看護は一人では決してできません。協力・協働し、継続できて初めて「良き看護」と言えると思います。
皆さんにも、是非この北野病院で「良き仲間」として一緒に働いてもらえたらとても嬉しいです。

Hさん(12階東病棟)

みなさん初めまして。
北野病院へは、学生の頃に授業を受けた恩師の勧めが縁で務め始め、現在で30年目を迎え師長をしております。
「急性期病院で看護がしたい!」という思いから看護師人生が始まりましたが、不安は大きく、卒後教育がしっかりしている病院で先輩から指導を受けたいと期待する気持ちが大きかった事を覚えています。病棟の管理者として新入職者を迎える立場となりましたが、心細さを期待に繋げられるよう、毎日1つは、「楽しい」「成長できた」を見つけるサポートをしていきたいと思います。

手術室看護師

Sさん、Hさん(中央手術部)

私たちが働く手術室では、毎日様々な手術が行われています。手術室は患者さんと関わる機会が病棟と比べて少ないイメージがありますが、人生の一大イベントを乗り越えることができるように、外科医、麻酔科医、看護師、臨床工学士が協力し合い、術前~術後を通してチームとなって支援しています。初めはとても緊張していましたが、今はみんなで一つの手術を乗り越えるたびにやりがいをとても感じています。一緒に手術室で働きませんか。

専門・認定看護師

Sさん(がん看護専門看護師)

私はがん看護専門看護師として、一人一人のがん患者さんがその人らしく生きることができるように、がん患者さんが抱える様々な苦痛を和らげたり、大切にしている価値や信念に基づいた意思決定ができるように、多職種と連携を図りケアを提供しています。
日々の関わりにおいて、困難な状況にあるがん患者さんとご家族が、私たち医療者が驚くような力を発揮される場面に立ち会う体験をさせていただくことがあります。患者さんとご家族の持っている力を信じ、引き出せるような看護をみなさんと一緒に考え実践していきたいと思っています。

Mさん(がん薬物療法看護認定看護師/特定看護師)

北野病院に入職して20年目になります。入職時は消化器病棟に勤務し、多くのがん患者さんと関わってきました。その中で患者さんの持っている力を最大限に引き出し、自分らしく生きる事ができるような支援に繋げたいと思い認定看護師を目指しました。特定行為研修では、フィジカルアセスメント・臨床推論を学び、医学的アセスメントを実践し症状緩和、重症化予防に努めています。医師の指導のもと医学的視点と看護的の視点の両方から患者さんをケアすることができ、やりがいを感じています。

Mさん(緩和ケア認定看護師/特定看護師)

私は11年間、婦人科・乳腺外科病棟でがん患者様の看護を行い、緩和ケアに関心をもちました。より専門性の知識と技術をもって緩和ケアを提供したいと考え、認定看護師を目指しました。現在は、患者様の想いをくみとり、安心して入院でも自宅でも療養していただけるよう実践と調整を行っています。特定行為では、臨床推論やフィジカルアセスメントを行い、異常の早期発見や脱水予防につとめています。今後も、患者様が安心して安楽に療養できるよう、取り組んでいきたいと思います。

Kさん(皮膚・排泄ケア認定看護師)

私は脳神経内科で7年間勤務してきました。脳神経難病は慢性的に進行していく疾患で、その療養期間は長期に渡ります。少しずつ身体が動かせなくなり、拘縮などの身体的苦痛を生じます。療養生活を、少しでも快適に過ごしてもらえるよう考える中で、「褥瘡ケア」に関心を持ち、認定看護師を目指すようになりました。
今は褥瘡管理者として、勤務しています。ケアを行う中で、壁にぶつかることもありますが、提供した看護ケアが良い結果へと繋がった時は、大きな喜びを実感しています。これからも、患者さんや家族が入院生活を安心して過ごせるよう、支援していきたいと思っています。

Sさん(集中ケア認定看護師)

生命の危機的状況により集中治療を受けられる患者さんは、人工呼吸器や侵襲の高い医療機器を装着される場合があります。病態は、複雑で正しく患者さんの全体像を理解することは、難しいです。私は、自分のアセスメントや看護ケアは、患者さんにとって正しい事なのかを確かめ今後の看護に活かしたいと思い、認定看護師になる決意をしました。認定看護師になってからは、より患者さんの全体像を把握できるようになり、回復への手助けを行えていると実感できています。一緒に患者さんの全体像を考えながら看護できるように頑張りましょう。

看護補助者

Hさん(中央手術部)

未経験・資格なしで看護補助者として入職し、病棟勤務を経て、現在では手術部の看護補助者として働いています。
業務は多岐に渡りますが、主に眼科手術のサポートしております。手術を前にした患者様へのお声がけ等、接遇に気をつけつつ眼科手術がスムーズに行われるように努めております。
入職当初は戸惑いばかりでしたが、業務を通して様々な経験をし、その中で得た事は本当に多く、自身の成長を実感しています。最初は大変ですが、それ以上に得られる事は本当に多いです。
学びと成長のある日々を北野病院で一緒に過ごしませんか。