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血液浄化センター

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腎臓の働きが健常人の10%未満になると、日常生活を維持することが難しくなるため、透析療法あるいは腎臓移植といった代替療法が必要になります。そこで、大部分の患者様は低下した腎機能を補うために透析療法を行います。
当院では、保存期腎不全の段階で患者さんのライフ・スタイルにあった透析療法を提案し、選択していただいています。
また腎移植の可能性のある方には移植医との連携を密にとりながら安全な移植につながるよう配慮しております。
腎臓代替治療の選択には、外来担当医師だけでなく、腎臓病専任看護師と面談を設けるなど、不安なく透析に入っていただけるよう、また透析開始以降も患者さまを丁寧にサポートできるような体制を整えております。
その他、透析療法の認定研修施設にもなっており、血液透析従事者研修・腹膜透析教育研修で各施設からの医療者研修の受け入れを行い、よりよい透析医療を広め、共に切磋琢磨していくことを目標に日々頑張っております。

センターの沿革

1981年(昭和56年)に、南方保透析部門長が虎ノ門病院から就任され、循環器内科の一部・腎臓部門として旧西館1階に透析室として20床設立されたのが始まりです。開床当時は5床より開始され、以後20床へと拡大しました。1995年には、京都大学第3内科から吉田治義内科部長(腎臓内科担当)が就任され、透析部門を統括され、以後22床への増床や準夜透析も実施していました。2001年(平成13年)4月、吉田部長の福井医科大学臨床検査・腎臓内科教室教授就任後2年たち、京都大学医学部循環器病態学・腎臓高血圧部門講師から武曾恵理腎臓内科部長が就任し、血液浄化部門を包括して、透析室から血液浄化センターと名称も新たに開始となりました。同年9月に現在の新病院が完成し、ベッド数を30床へ拡大しました。新病院設立当時は23床で開床し、2003年(平成15年)には30床全床開床。2005年(平成17年)には、月・水・金のみ準夜透析を10床から開始し、2006年(平成18年)から14床に増床、2007(平成19年)に20床、2008年(平成19年)に25床へと拡大しています。2005年神戸大学より塚本達雄センター長が就任され、腎臓内科内に血液浄化センター部門が確立されました。その後2012年3月、塚本達雄センター長が新設された京都大学医学部腎臓内科教室准教授(血液浄化療法担当)に就任され、現在は武曾部長が血液浄化センター長を兼任し、米本智美副部長、古宮俊幸副部長がセンター長補佐を努めています。

臨床活動

血液透析、腹膜透析、腎移植を行なっています。腎臓が悪くなると、心臓や脳の血管が細くなりつまってしまう(狭心症、心筋梗塞、脳梗塞)等が合併しやすくなります。中には、残念ながら合併症により入院された場合にも、他診療科と連携を深め、安定した透析が行えるよう、状態にあった適切な透析を選択して行っています。入院中重症度の高い患者さまには、病棟で も安定した透析を行えるよう医師および臨床工学技士が連携を深め、治療に携わっています。
その他、創設当時から種々の病態に対応出来るように他診療科との連携を強化し、体外循環が必要な治療は血液浄化センターで包括できるような体制を整えています。例えば、家族性高脂血症や神経疾患、膠原病、血液疾患等治療のために血漿交換やLDL吸着療法、免疫吸着、血液吸着、潰瘍性大腸炎やクローン病、リウマチ、皮膚疾患での白血球吸着治療も積極的に行っています。
近年、糖尿病・高血圧・肥満等の生活習慣病により、腎臓を悪くする患者様が世界的に増加しています。薬による治療は大切ですが、腎臓に負担をかける生活・習慣を改善、除去することにより腎不全の進行を遅くしたり、止めることができる可能性があります。そこで当院では透析への移行をできる限り回避できるような工夫を保存期腎不全期より進めています。腎臓病をもっと詳しく知り、薬、食事、生活等の理解を深めてもらうために教育入院や腎臓病教室を行い、医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、検査技師、ソーシャルワーカー等が協力し、多方面から患者様をサポートしています。

特色 (先駆的な取組み 等)

閉塞性動脈硬化症(※1)等の合併により、急激に足の潰瘍(かいよう)(※2)や壊疽(※3)が起こり、切断を余儀なくされることがあります。当センターでは、このような足の症状(足病変)の予防と治療に力を入れており、「看護師によるフットケア」、「臨床工学技士による体外循環を用いた血液をサラサラにする治療」、「医師による先進的な末梢血管再生治療」にも循環器内科とともに取り組んでいます。

※1)閉塞性動脈硬化症
足の血管の動脈硬化がすすみ、血管が細くなったり、つまったりして、十分な血流が保てなくなる病気。
※2)潰瘍(かいよう)
皮膚が欠損した状態で、感染を合併すると周囲が赤くなり膿(う)汁(み)が出てくる状態。
※3)壊疽
皮膚や皮下組織等が死滅して、暗褐色や黒色に変色する病気。重症の血流障害や細菌感染が原因。

腎臓内科・看護部・臨床工学部が質の高いチーム医療を実践しているだけでなく、各部署でテーマを持って日常臨床に従事しています。とりわけ、透析療法が必要な慢性腎臓病患者様に対しては、透析導入支援だけではなく、透析療法に関連する様々な合併症治療のためのマザー・ホスピタルとして、大阪北部にとどまらず他府県の施設とも医療連携しています。

業務実績(治療実績・学会/著作/研究活動 等)

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