Home > Department and Division Information > plastic surgery > the study
Department and Division Information
Medical Departments
前立腺がん摘出後の海綿体神経叢損傷による勃起障害、子宮がん・直腸がん摘出後の骨盤神経叢損傷による排尿障害は生活の質の低下につながる。しかし、これら神経叢の損傷部の神経再生は不可能とされ放置されている。本研究の目的は、複雑な神経ネットワークを形成している神経叢の欠損の再建にも用いることのできるシート状の人工神経を開発することである。現在、共有結合架橋アルギン酸を用いてラットで有効性を評価している。平成30年度第1Qまでに、勃起障害、排尿障害が本材料を用いることで回復するような結果が得られつつある。一方、平成30年3月にはPMDA相談を実施し臨床試験までのロードマップ準備中である。同時に、イヌを用いて試験材料の吸収性試験を行っている。本研究は、秋田大学泌尿器科、持田製薬と共同ですすめている。