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病院長  藤井 信吾

 


 私は、産婦人科の医師です。京都医療センターで院長を4年、京都大学の産婦人科教室で教授を約10年、その前は信州大学で約7年の教授職を務めました。若い時代には、診療科の一人医長として4年間、過酷な業務に従事し、医療の厳しさを十二分に経験しています。私が医師になった時点から常に追求している目標課題は、自らの力に自惚れることなく、常に初心に帰り、客観的にみて、患者様を最も正しい方向に導いてあげられることが出来る医師になることです。そのためには、絶え間なく努力し続け、自らを向上させていかなければなりません。

 医療人は、神でもないのに神にしかゆるされないような行為、すなわち人間の体をコントロールする技術(投薬、手術等全て)を許されています。考えてみれば、大変危険な行為が許されている職業です。当然のこととして、強い責任と倫理を感じます。医療は、客観的に誰もが納得できる道を歩むべきであり、多くの優秀なスタッフが日々努力して、自らを最高のレベルまで高め続けることが、研究教育機関としての使命を担う北野病院の責務であると考えます。

 これからの北野病院は、全職員がこのような考えのもとで一致団結して、より患者様と地域に貢献できる最高の病院になるよう、一歩一歩前進して行きたいと思っています。どうぞ宜しくお願い致します。


(2011年5月)