公益財団法人 田附興風会 医学研究所 北野病院

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【初診外来受付時間】8:45~11:30(※紹介状や予約が必要な診療科をご確認ください)
【休診日】第2・第4土曜、日曜、祝日、年末年始 【面会時間】感染対策のため原則面会禁止

リウマチ・関節外来

リウマチ・関節外来

当院は、整形外科、およびリウマチ膠原病内科で日本リウマチ学会専門医が診療を担当しており、日本リウマチ学会より教育施設として認定されています。

当外来では、リウマチ膠原病内科との密な連携のもとで、関節リウマチ、膠原病およびリウマチ性疾患(変形性関節症等)の方を対象として、薬物治療、リハビリや日常生活指導、装具療法、手術的治療まで、個々の症状、病態に応じた治療を行います。

診断および薬物治療について

関節痛や変形が出現したといって、必ず関節リウマチや膠原病とは限りません。
加齢による変形性関節症や単発性の関節炎である場合もあります。

自覚症状、四肢関節の詳細な診察、血液検査、およびレントゲン検査を行い診断します。
関節リウマチや膠原病の場合、早期に診断し、進行を抑えて機能障害に陥らないようにすることが目標となります。
関節痛や炎症を抑える非ステロイド系消炎鎮痛剤、免疫異常を改善する抗リウマチ薬、副腎皮質ホルモン剤、生物学製剤(注射薬)等を併用する治療が開始されます。
変形性関節症等に対しては、疼痛を軽減するため非ステロイド系消炎鎮痛剤や外用剤の使用、関節軟骨の変性を防止するヒアルロン酸の関節内注射を行います。

リハビリ、補装具療法について

関節変形の矯正

リウマチ性疾患では、関節の拘縮(動きが悪くなること)、変形、筋力の低下等によって機能障害を起こし、日常生活に支障を来すことがあります。
これらを改善するため、関節の正確な評価の上で、拘縮改善や筋力増強のためのリハビリ指導、日常生活の指導を行います。
進行防止、機能改善の目的で、御本人や義肢装具士とも相談の上で、装具、補助具の処方、作成を行います。

関節の定期的な評価について

関節リウマチやリウマチ性疾患では、治療の過程で、症状に変化があれば当然のこと、変化がなくても四肢関節や脊椎の定期的な評価を行うことは極めて重要です。
当外来では、詳細な診察と画像診断(レントゲン、CT、MRI等)、血液検査による評価を行い、今後の治療方針を検討、相談を行います。

手術療法について

いろいろな保存的治療を行っても、関節の破壊、変形が進行したり、腫脹、疼痛が改善しないことがあります。
日常生活にかなりの支障をきたすような場合は、以下のような手術によって疼痛緩和、機能改善、進行防止を図ることが必要になります。

関節滑膜切除術

関節破壊が進行する前に、炎症の主体である関節滑膜を切除する手術です。
主に肩、肘、手、手指、膝関節が対象となります。関節鏡視下、または直視下に行います。

関節形成術、固定術

関節形成術は、変形や疼痛、可動域制限を改善する目的で、関節の一部を切除したり、人工物を挿入したりする手術です。
手関節、手指関節、胼胝を伴う足指の変形が対象となります。
関節固定術は関節の変形、不安定性が高度な場合、関節の変形を矯正し、動かないように骨同士を固定して除痛、安定性を獲得する手術です。
主に手関節、手指関節、足関節が対象となります。

腱形成術

リウマチ性疾患では、手指の腱が突然断裂し、指が伸びない、曲がらないといった症状が出現することがあります。
この場合、切れた腱同士の縫合は困難な場合が多く、他指の腱を利用する腱移行術や腱移植術による再建が必要となります。
また、放置すると次々と腱が断裂する危険性があり、早期の対応が必要です。

当専門外来の基本方針と受診について

関節リウマチおよび膠原病、あるいは変形性関節症による関節痛、四肢関節機能障害でお悩みの方は、一度当外来にて御相談下さい。
当外来では、診察、および病状の説明を詳しく行います。もし手術が必要な場合は、その詳しい内容を十分な時間をとって説明します。
特殊な手術が必要となれば、京都大学整形外科リウマチ診療グループ、上肢外科グループと連携し治療を進めていくことが可能です。

尚、他医療機関で加療中の方は、できれば紹介状を御持参いただきますよう御願い申し上げます。
その場合、地域医療サービスを通して診察予約を取ることが可能です。
当院一般外来を受診後に、診察予約を取ることもできます。

担当医師 麻田 義之 診察日 毎週月曜日