診療科・部門案内
てんかんは、大脳の神経細胞が突然異常な電気活動をおこす病気です。現れる発作の症状は異常な電気活動が起こる脳の部位によってさまざまです。いわゆる「ひきつけ、けいれん」だけでなく、「ボーっとする」、「体がピクッとする」、「意識を失ったまま動き回ったりする」といった症状もてんかんで生じている可能性があります。我が国の患者数は約100万人といわれており決して珍しい病気ではありません。また発病するのはけっして小児期だけではなく、どの年代でも発症する可能性があり、特に最近は初老期に発病する方が増加傾向であることが注目されています。詳細な病歴聴取と脳波検査、画像検査により正しく診断し、適切な治療薬を選択することが大切です。当科では京都大学臨床神経学講座の松本理器教授および後藤昌広医師に来阪いただいて、専門的なてんかん診療を毎週金曜日午後に実施しております。最近では新規抗てんかん薬といわれる副作用のより少ない薬剤も数種類承認され治療薬の選択肢が広がっています。どうしても薬物治療では発作のコントロールが不十分な場合には、てんかんの外科的治療を行っている専門施設に紹介いたします。