病院のことって、実はよく知らない。
そんなあなたにぜひ知ってほしいことがあります。
知識があれば、いざというとき役に立ち、安心につながる。
そして、きっと誰かに話したくなる
病院のきほんの「き」をご紹介します。
A 病院は「特定機能病院」「地域医療支援病院」「一般病院」などに分類されます。
北野病院は「地域医療支援病院」の一つで、その名のとおり地域医療を支援する病院として、患者さんが住み慣れた町で安心して医療を受けられるよう、他の病院や診療所・クリニック、介護施設などと連携して患者さん中心の医療を提供しています。
また、おもに救急医療が必要な「急性期」の治療を専門にしており、救急はもちろん、かかりつけの医師から紹介を受けて診察など専門的な高度医療を提供しています。
A 「2人主治医制」という言葉を聞いたことがありますか?
2人主治医制とは「地域の医療機関(かかりつけ医)」と北野病院のような「地域医療支援病院(大きな病院)」の両方が患者さんの主治医となり、それぞれの強みや特性を活かし、連携して医療を行う体制のことをいいます。円滑な受診のためにそれぞれの違いを理解し、症状などに応じて適切な医療機関を選択しましょう。
A かかりつけ医が紹介先の医師に患者さんの診察や検査などを依頼するときに作成するお手紙です。正式には「診療情報提供書」といいます。かかりつけ医が症状や検査データなどを正確に紹介先の医師に伝えることで、スムーズに治療に取りかかることができます。
病院での治療を終えた患者さんをかかりつけ医に紹介するときも、手術の経過や治療内容を記した紹介状を作成し、患者さんの情報を共有しながら連携を取っています。