「子供は大人のミニチュアではない」という言葉を聞かれたことはありませんか?
今から半世紀以上前、日本に小児麻酔が誕生しました。以後、専門分野として発展を遂げ、現在では安全性が高くなっています。
小児では体の成長面だけではなく特別な配慮が必要となります。
手術が予定されましたら、麻酔科からの問診票をお渡しし、生まれてから最近のことまで詳しくお尋ねいたします。お子様の状態を把握し、安全で適切な麻酔を行うために必要ですので、詳しく記載していただきます。
お子様が手術室に入る際には、不安をできる限り少なくするため、アニメのDVDをみていただきながら、果物のにおいのするマスクを嗅いでもらいます。小さなお子様は親御様に付き添ってもらったり、予め眠たくなるお薬を飲んでもらったりする場合もあります。麻酔が効いて眠ってしまってから注射(点滴)をします。
手術中は麻酔を施行しながらお子様をお護りし、手術が終わった後も痛みが和らぐように努めさせていただきます。
当院では、小児麻酔認定医が中心になり、お子様に安全で適切な麻酔をさせていただきます。