公益財団法人田附興風会 医学研究所北野病院

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Public Relations/Press Releases

2021.03.03
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集束超音波治療(FUS)による「ふるえ治療」を開始しました

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この度北野病院では、かねてより準備を進めて参りました薬が効きにくい本態性振戦やパーキンソン病の「ふるえ」に対する外科的治療である集束超音波治療(FUS)を、2021年3月2日(火)に開始致しました。

同日治療した患者様については、治療終了時点において効果が認められる結果となっており、引き続き当院では患者様をフォローさせていただくとともに、今後さらに多くの患者様に同治療を提供できる体制を整えてまいりたいと考えております。

同治療に関してはふるえ・パーキンソン病外来のページPlease check.

今後とも北野病院は患者様により良い医療を提供できるよう、職員教育や診療機器の充実を図って参る所存でございます。

集束超音波治療(FUS)による治療の様子

*患者さんの同意を得て撮影しています。


頭髪の剃毛


フレーム装着


治療前のふるえ確認


MRI室で準備


位置設定と超音波照射


治療中のふるえ確認


治療後のふるえ確認

治療前後のふるえの状況

治療前
治療前のふるえの状況

治療後
治療後のふるえの状況

本治療は、治療前に当院で適応かどうかスクリーニングした上で、医師が適切と判断した患者さんに実施するものです。また、全ての患者さんに同様の効果を保証するものではありません。
本治療には一過性の手足のしびれ、喋りにくさ、歩きにくさ、頭痛などの副作用が発生することがあります。

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