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  平成20年度年報 (pdfファイル)

展望について

OCT(光干渉網膜厚測定装置)やSLO(走査型レーザー検眼鏡)が新たに導入されました。こうした新しい機器の導入により、従来よりもはるかに高度かつ正確な網膜・網膜下疾患と硝子体疾患の診断が可能となっています。その他にも多くの新たな診療機器が導入され、すでに定評をいただいている白内障・糖尿病網膜症以外の分野でも、さらに高度な医療レベルが提供できるようになりました。眼科全分野で患者様に安心して受診していただける施設をめざします。白内障と糖尿病網膜症では、すでに定評をいただいていますが、新病院では、網膜・網膜下疾患と硝子体疾患の診断・治療がさらに強化され、全ての眼科疾患について最高レベルの医療を提供できるようにいたします。

治療について

治療法

当科は、白内障手術における眼内レンズ移植を日本でもいち早く始めた施設です。白内障治療に関しては、すでに定評をいただいており、年間約2000件の白内障手術が行われております。今後も、長年にわたり培われた安心・安全な白内障手術を堅持して行きます。
また、当科では年間約250件の網膜硝子体手術を行っています。日々新しい知見が加わっている網膜硝子体疾患の治療でも、最新の治療が行える施設であることを目指しております。
緑内障手術は薬物治療の進歩により年間50件程度に減少していますが、正確な診断と病状の管理、個人個人に適切な治療の選択を考えて治療にあたっています。
今後も、最善にして安心の治療を眼科全分野で展開して行きます。

散瞳についてのご注意
 飛蚊症、網膜出血、網膜剥離などの眼底病変を詳しく診察するために、散瞳剤を使用した眼底検査が必要です。散瞳剤を使用しますと個人差はありますが20〜60分で散瞳して、その後4〜6時間ほど視力低下感が持続します。
  受診当日は、車を運転しての来院はご遠慮ください。また、目を使う細かい作業も困難となります。


最新情報

走査レーザー検眼鏡(SLO)(写真)
レーザー光線で眼底を走査し、フルオレセイン蛍光眼底撮影とインドシアニングリーン眼底撮影を同時に行うことができます。これにより、網膜病変のみならず脈絡膜病変の同時描出が可能となり、加齢黄斑変性等の網膜下病変や脈絡膜循環障害を伴う疾患の診断精度が向上しました。 また、スコトメトリー(微細視野検査)が可能となり、眼底を直接観察しながら、病変の各部位での網膜の感度が測定できるようになりました。

光干渉網膜断層装置(OCT)(写真)
光干渉を利用し、網膜や網膜下の微細な構造を断層画像として描出できます。これにより、糖尿病黄斑浮腫や加齢黄斑変性の網膜下病変が客観的に評価でき、診断精度が著しく向上します。

地域の先生方へ

当科は、地域の先生方とのより良き連携を考えて行きたいと思っております。新規導入機器による眼科検査につきましても遠慮なく御利用いただければ幸いです。

北大阪眼科セミナー

(日本眼科学会専門医制度生涯教育事業、年3回開催)

昭和59年から始め、すでに75回を数えている。紹介していただいた患者さんの経過報告を目的としてスタートした学会ですが、最近は各分野における専門の講師を招いての講演を主としています。

スタッフ紹介

役職 氏名 資格等
部長

齋藤 伊三雄
医学博士
京都大学医学部臨床教授
京都大学非常勤講師
副部長
田辺 晶代
医学博士
京都大学医学部臨床教授
京都大学医学部非常勤講師
日本眼科学会専門医
副部長
小池 伸子
日本眼科学会専門医
副部長

木村 忠貴
日本眼科学会専門医
副部長

新川 恭浩
日本眼科学会専門医
副部長

坂本 篤
日本眼科学会専門医
医員
長松 俊次
 
シニアレジデント
医師

杉田 圭二郎
 

Last up date 2010.4.12