炎症性腸疾患とは、腸に慢性的な炎症が起こる疾 患で潰瘍性大腸炎、クローン病に大別されます。近 年増加傾向にあり、小学校高学年頃から多く見られます。これらは指定難病となっており、早急に診断 をつけ、治療を開始する必要があります。
長引く下痢、血便、腹痛で見つかる事が多いです。
炎症性腸疾患が疑われれば、便検査・血液検査で おおよその検討がつけられます。 しかし、確定診断には大腸内視鏡検査を行う必要が あります。
炎症性腸疾患の治療は重症度や患者さんそれぞれ の症状に応じて異なります。食事療法、薬物療法な どを組み合わせておこないます。
当院では、消化器内科の協力のもと、こどもの消化管内視鏡検査が可能です。こどもにとって 内視鏡検査は、非常に怖いものです。ただ、病気の診断・治療にはどうしても必要な検査です。こどもの 内視鏡検査は、できるだけ怖くないように麻酔科と協力して眠ってる間に検査・治療できる体制をとっております。こどもの消化管内視鏡検査についてお気軽にご相談ください。