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CAPD教育研修のご案内 <2011.10-2012.1、2012.6-8> 
(2012.4.18 update)


  平成22年度腎臓内科年報 (pdfファイル)  

  平成21年度腎臓内科年報 (pdfファイル)  

  血液浄化センター ホームページ (2010/9/21更新)

  平成24年度 腎臓病教室のご案内

   腎臓内科レジデント募集

展望について

腎臓病は軽微な症状で始まり、知らないあいだに進行して、腎不全に陥ってしまうということもままあります。
当院腎臓内科では、軽度の尿異常から早期に的確な診断をして治療を開始し、慢性腎不全に陥った場合はQOLの高い人工腎臓下での生活を維持できるよう最善の努力をします。

特色

日本腎臓学会および日本透析医学会の認定教育施設であり、スタッフの技術研修と臨床研究を活発に推進しています。

腎炎、糖尿病性腎症、ネフローゼ症候群、高血圧および急性・慢性腎不全など内科的腎疾患のすべての領域を扱っています。また、学校や職場での健診時尿異常の精密検査を積極的に行っています。

初期の糸球体疾患やネフローゼ症候群は腎生検法による確定診断に基づいて治療を開始しています。腎生検は約1週間の入院検査です。

進行期の慢性腎不全の治療には、栄養士による食事指導のもとで、血液透析療法、あるいは,CAPD(維持腹膜透析)療法を行っています。血液浄化センターでは月から土まで30ベッドで血液透析を行っており、近隣の透析センターと協力して好成績をあげています。

透析室では腎不全以外の各種疾患に対する血漿交換療法も行っています。対象は家族性高脂血症、リウマチ性疾患、神経筋疾患(ギランバレー症候群、重症筋無力症等)、肝不全(劇症肝炎等)、中毒性疾患(薬物等)などです。

 

診療

外来診察表
 
 
午前
午後
午前
午後
午前
午後
午前
午後
午前
午後
午前
5診
武曾
武曾
古宮
古宮
遠藤
鳥越
武曾
 
池田
池田
透析
待機
   
鳥越
(18診)
 
武曾
(7診)
 
武曾
(8診)
 
古宮
(7診)
米本
(8診)
垣田
(8診)
 


治療について

治療法

慢性腎炎で頻度の高いIgA腎症の治療
IgA腎症は若い時代に血尿で発症し、無症状で進行して約30%に人が、20年で腎不全になり、透析を余儀無くされる頻度の高い疾患です。軽度の血尿を呈する初期の症例に短期(5日間)検査入院を勧め、進行しそうな例にパルス療法を含む治療のため短期入院(2週間)を行い、その後外来での治療を継続します。

難治性ネフローゼ症候群の治療
ステロイド治療に反応しないネフローゼ症候群には、さらにシクロスポリン(ネオーラル)を用いて治療し、ネフローゼに伴う高コレステロール血症に、LDL吸着療法を行い、寛解導入を早め、ステロイド投与量をすくなるする努力をしています。

血液浄化センターにおける各種治療法
慢性腎不全患者に対して、血液透析、CAPD療法の導入を患者さまの積極的同意を得て開始しています。
さらに、ECUM(限外濾過法)、血漿交換療法、エンドトキシン吸着療法、LDL吸着療法、クリオフィルトレーション、腹水濃縮再注入等、各疾患に対応した血液浄化療法を緊急にも、維持療法としても施行しています。
また、二次性副甲状腺機能亢進症に対しては薬物治療や、副甲状腺切除術を行って骨の病変の進行を防いでいます。

主な基礎疾患について    (各項目をクリックして下さい)

腎臓病のいろいろ

腎臓内科では腎炎やネフローゼ等の様々な腎臓病を対象としていますが、大きく分けて、腎臓に最初に病気が起こるタイプ(一次性腎疾患)と全身の病気が腎臓に及んでくるタイプ(二次性腎疾患)にわかれます。これらはそれぞれ治療法が異なりますので、はっきりと診断をつける腎生検は大切な手段です。(サイドメモ)また、どのような原因でも進行すると腎臓の力が低下して、腎不全になります。こうなった時点では失われた腎機能を補う人工腎臓として、血液や腹膜透析療法が必要です。以下に代表的な腎臓病をあげて説明と本院における対処の状況を述べます。

サイドメモ

腎生検入院
当院では検査のための入院を以下のスケジュールで行っています。

月 : 入院(7階東病棟 原則として総室)
火 : いろいろな腎機能検査、腎エコー検査を行う。
水 : 午前中腎生検、その後6時間ベッド上安静
木 : できるだけ安静を保ち、生検後の安全を確認
金 : 安全を確認して退院

その後、翌週の火曜日に腎生検結果を解析、来院していただき結果と、今後の治療方針を説明します。結果によっては、治療のため再入院が必要なこともあります。(検査結果によっては更に解析に時間を要する場合もあります)
一次性腎疾患
1)急性腎炎 2)慢性腎炎 3)IgA腎症 4)ネフローゼ症候群
5)急速進行性糸球体腎炎 6)多発性腎嚢胞

二次性腎疾患
1)糖尿病性腎症 2)ループス腎炎 3)肝炎ウィルス関連腎炎
腎不全とは
腎臓の働きが衰え、窒素代謝産物(尿素とクレアチニンが代表的)を十分に尿に排泄できなくなった状態をいいます。血液尿素窒素(BUN)やクレアチニンが持続的に上昇を示す状態で。急性腎不全と慢性腎不全に分けられます。
腎不全になると、腎臓の働きである以下のような能力がなくなります。

(1) 生体に生じた老廃物(尿素、クレアチニンなど)を取り除く力。
(2) 生体の内部環境(血液PH、塩分、カリウム、水分など)を保つ力。
(3) ホルモンの合成(エリスロポイエチンなど)や分解(インスリンなど)する力。

その結果それぞれ以下の様な症状、検査値異常がでます。
(1) 吐き気、嘔吐、食欲低下、味覚異常、高尿素窒素血症、高クレアチニン血症など。
(2) 浮腫、息切れ、呼吸数の増加、血液の酸性化、心不全、肺うっ血など。
(3) 貧血、筋痙攣、インスリン注射や血糖降下薬を内服している糖尿病患者さまでは血糖値の低下を来たしやすい。

本院では、腎不全の患者さまに色々な治療法と日常生活の注意についてパンフレット等を配布して指導致しております。

  慢性腎不全のしおり (2009.5.12 update)
1)急性腎不全 2)慢性腎不全

最新情報

関西腎疾患カンファレンスの開催

腎生検所見を正確に診断し、正しい治療に結び付けるためには、多くの症例を見る事が第一です。
北野病院腎臓内科では、本院が中心となって、京都、大阪、神戸の諸病院の腎生検症例の検討会を月に一度開催して、診断能力をさらにアップさせる努力をしています。

地域の先生方へ

慢性に進行する腎臓病は、早期に発見して、適切な診断と治療を開始することで、その予後は大きく異なります。尿異常は比較的簡単に発見できる所見であり、腎機能異常が出る以前でも専門医に紹介をしていただき、早期診断を行って、その後の長期の経過観察と治療を協力して進めさせていただきたいと思います。また、慢性腎不全に陥った方の日ごろのケアにもご協力いただければ幸いです。情報交換を頻繁に行い、レベルの高い地域医療をめざしたいと思いますので宜しくお願い致します。

スタッフ紹介

役職 氏名 資格等 専門領域
部長 医学博士
日本内科学会認定総合内科専門医・指導医
日本腎臓学会認定専門医・指導医
日本透析医学会認定専門医・指導医
日本循環器学会認定循環器専門医・指導医
京都大学医学部臨床教授
京都大学非常勤講師
京都府立医科大学非常勤講師
復旦大学上海医学院客員教授
日本腎臓学会理事
日本アフェレシス学会評議員
日本腎臓財団評議員
大阪腎臓バンク評議員
腎炎
ネフローゼ症候群
慢性腎不全
高血圧症
副部長

米本 智美
医学博士
日本内科学会認定医
日本腎臓学会認定専門医
日本透析医学会認定指導医
糖尿病性腎症
CAPD
腎炎
腎不全
副部長

古宮 俊幸
医学博士
日本内科学会認定総合内科専門医
日本腎臓学会専門医
日本透析医学会認定専門医
日本リウマチ学会専門医
日本臨床腎移植学会認定医
腎炎
ネフローゼ症候群
膠原病
腎移植
副部長
鳥越 和雄
日本内科学会認定医
日本腎臓学会専門医
日本透析医学会専門医
 
副部長

遠藤 知美
日本内科学会認定医
日本腎臓学会専門医
日本透析医学会専門医
腎炎
慢性腎不全
腎尿細管再生研究
医員

池田 昌樹
日本内科学会認定医
日本腎臓学会専門医
日本透析医学会専門医
 
シニアレジデント医師

垣田 浩子
   
シニアレジデント医師

三宅 崇文
   
シニアレジデント医師

山本 伸也
日本内科学会認定医
 
シニアレジデント医師

山口 亮平
   
シニアレジデント医師

姜 伶奈
   

Last up date 2012.4.27