公益財団法人田附興風会 医学研究所北野病院

先天性無歯症とは

先天性無歯症とは・・・

生まれつき歯の種類を問わず1本でも歯が欠損している疾患先天性無歯症と言います。
先天性無歯症は、先天異常症候群の症状として出現したものや、非症候性(病気によるものではない)のものがあり、欠損している歯の数や、乳歯/永久歯、切歯/犬歯/小臼歯等の種類や、上下顎、左右等の歯の萌出場所やその原因の遺伝子の違いなどによっても複数の様々な病気から起こると考えられています。

その中でも、6本以上の歯が欠損している場合は、遺伝が大きく関係していると考えられ、その確率は、全人口の0.1%と言われています。

「先天性無歯症」と「遺伝研究」

遺伝子は、私達の細胞の中にある体をつくる設計図のようなものです。
皆さんそれぞれに顔が違うように、遺伝子も人によって少しずつ違いがあります。
この先天性無歯症の研究は、遺伝的な要素が大きく関係していることから、歯の数を決めている可能性のある遺伝子を見つけ、動物を使ってどのような働きがあるかを確かめたり、健康な人や、歯の少ない患者さんの遺伝子を調べます。
調べた結果をもとにして、歯が生えてくる薬を作れるかもしれないと考えています。
このような研究を「遺伝研究」といいます。


TOP