公益財団法人 田附興風会 医学研究所 北野病院

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【初診外来受付時間】8:45~11:30(※来院前に必ず診療科別受付状況をご確認ください)
【休診日】第2・第4土曜、日曜、祝日、年末年始 【面会時間】13:00~20:00

小児科研修

小児科研修

目的

プログラム責任者 小児科主任部長 秦大資

 

症例数が豊富であり、また、小児科各分野専門医(小児免疫・アレルギー、心臓・循環器、腎臓、感染、血液・腫瘍、内分泌・代謝、新生児・未熟児、神経)が全てそろい、各分野の専門的指導が受けられる。小児の基本的プライマリーケアができるようマスターしておくべき正常小児の発達、正常身体所見、血液検査、画像、生理検査等の正常値、診察する頻度が高いと考えられる小児疾患の診断、治療の基本の修得を目的とする。

1ヶ月間という短期間にできるだけ多くの入院患者を担当し、頻度の高い小児疾患(肺炎、扁桃炎、腸炎、腎盂腎炎、髄膜炎、熱性けいれん、てんかん、気管支喘息等)の問診、身体所見のとり方、検査の進め方、治療法を指導医の指導のもとに修得する。

手技的に難しい小児の採血、点滴手技を指導医の指導のもとにできるだけ多く経験し、1ヶ月間の研修終了時には特殊な例を除き一人でできるよう研修する。

新生児回診、外来乳幼児健診において指導医の診察を見学し、正常新生児、乳幼児の身体所見、発達を学ぶ。

小児の年齢とともに変化する身体診察正常所見、血液検査、画像検査、生理検査の正常値に関し、小児科各領域専門医の講義を受け修得する。

小児アレルギー、免疫、心臓・循環器、腎臓、感染、血液・腫瘍、内分泌・代謝、新生児・未熟児、神経疾患等の各自興味のある領域の疾患については、それぞれの専門外来の診察を見学する。

指導体制

主として日本小児科学会専門医の資格を有するスタッフが日々の指導を行なう。入院患者については指導医の指導のもとに担当医として診療にあたる。毎日のカンファレンスにて、担当した患者の疾患の領域の専門医が指導を行なう。

到達目標

  1. 一般目標
    • 小児の基本的プライマリーケアができるようマスターしておくべき正常小児の発達、正常身体所見、血液検査、画像、生理検査等の正常値、診察する頻度が高いと考えられる小児疾患の診断、治療の基本の修得
  2. 経験目標
<a>研修終了時には下記の項目については、自らあるいは指導医の指導のもとに実施できるようになることを目標とする
  • 身体計測
  • 皮脂厚測定
  • 検温
  • 小奇形の観察
  • 血圧測定
  • 前彎試験
  • 透光試験(陰のう、脳室)
  • 眼底検査
  • 鼓膜検査
  • 鼻腔検査、鼻出血の止血
  • 注射(静脈、筋肉、皮下、皮内)
  • 採血(毛細管血、静脈血、動脈血)
  • 導尿
  • 腰椎穿刺
  • 骨髄穿刺
  • 胸腔穿刺
  • 洗腸(高圧)
  • エロゾール注入
  • 酸素吸入
  • 臍肉芽の処置
  • そけいヘルニアの還納
  • 小さい外傷、膿瘍などの外科的処置
  • 点滴静注
  • 輸血
  • 胃洗浄
  • 十二指腸ゾンデ
  • 経管栄養法
  • 簡易静脈圧測定
  • 光線療法
  • 蘇生(人工呼吸、閉胸式心マッサージ、気管内挿管、除細動)
  • 消毒、滅菌法
<b>経験を有し、指導医の指導があれば実施できる
  • 腹腔穿刺
  • 交換輸血
  • 静脈切開
  • 膀胱穿刺
  • 硬膜下穿刺
  • 呼吸管理
  • 経静脈栄養

教育課程

  • 臨床カンファレンス
    毎日、早朝、入院中の患者のなかから研修上有意義な症例について、検査、治療等につき検討し、指導医、各専門医の指導を受ける。
  • 病棟カンファレンス
    週1回、病棟入院患者全員の症例検討を行い、主治医として、プレゼンテーションを行う。
  • 各専門医によるレクチャー
    研修開始時、また、研修上有意義な症例の担当医となった場合適宜レクチャーを受ける。
  • 他科の専門カンファレンス
    血液鏡検カンファレンス(毎火曜日)、腎臓カンファレンス(隔週の月曜日)、放射線画像読影カンファレンス(毎日)に出席する。
  • 院外および他科の講師による講演会
小児科週間予定・特殊外来およびカンファレンス

午前 午後
月曜日 臨床カンファレンス
心臓カテーテル検査
1診  血液・腫瘍外来
2診  神経外来
病棟カンファレンス
火曜日 臨床カンファレンス
2診  神経外来
5診  循環器外来
1診  循環器外来
2診  内分泌・代謝外来
3診  乳児検診
4診  アレルギー・免疫外来
6診  神経外来
水曜日 臨床カンファレンス 1診  夜尿および腎臓外来
2診  アレルギー・免疫外来
3診  アレルギー・免疫外来
ワクチン外来
木曜日 臨床カンファレンス 1診  内分泌・代謝外来
2診  新生児・未熟児外来
3診  神経外来
ワクチン外来
NICUカンファレンス
金曜日 臨床カンファレンス
NICU回診、カンファレンス
5診  循環器外来
1診  循環器外来
2診  免疫・アレルギー外来
3診  神経外来
循環器カンファレンス
土曜日 臨床カンファレンス  

評価方法

小児科研修時の指導にあたった研修指導医の意見を参考に、統括責任指導医にあたる小児科部長により行なわれる。担当研修指導医、統括責任指導者との面談を通して、知識の習得、診療技能、検査の実施または解釈、診療態度につき評価を受ける。