公益財団法人 田附興風会 医学研究所 北野病院

公益財団法人 田附興風会 医学研究所 北野病院

【初診外来受付時間】8:45~11:30(※来院前に必ず診療科別受付状況をご確認ください)
【休診日】第2・第4土曜、日曜、祝日、年末年始 【面会時間】13:00~20:00

呼吸器外科研修プログラム

呼吸器外科研修プログラム

プログラム指導者 黄 政龍

1. プログラムの目的と特徴

呼吸器外科診療により呼吸器、縦隔、胸壁の病態、症状を理解すると共に臨床医としての基本的な知識や技術、患者に対する対応を身につける。

特に癌死亡の第1位となっている肺癌の診断と治療についての知識は、将来他領域に進むに際しても役に立つと思われ、また外科専門医の取得に必須の症例を経験できる。

上級医師の指導のもとに呼吸器外科入院患者の担当医となり各種検査、手術、術後管理を経験し、診断のつけ方、手術適応の決定過程、術後治療などを経験し、診療の進め方を理解する。

各種カンファレンスに出席し、診断能力の向上に努め、各科との連携、治療方針決定への過程を学ぶ。

2. 指導体制

日々の指導は原則として日本外科学会指導医、日本胸部外科学会指導医、日本呼吸器外科学会指導医、呼吸器外科専門医の資格を有するスタッフが行う。研修医は受け持ち患者の症例レポートを作成し、これを元に部長は毎月1回、研修医と面談し、到達度や問題点について話し合う。

3. 具体的な到達目標

代表的な疾患や病態、検査法、手術法別に経験 修得すべき事項

1) 頻度の高い症状
2) 緊急を要する症状、病態
3) 経験が求められる疾患、病態

扱っている疾患の7割は悪性疾患のため、術後治療が必要な場合が多い。そのため、呼吸器内科と放射線科、腫瘍内科と連携して診療を行っている。これら癌患者の化学療法や放射線治療の適応の判断、実施を経験する。

4. 教育課程

1) 研修医が参加する週間予定・教育活動
2) 研修医が参加して有益と思われる活動

5. 評価方法

研修医の到達度に関する評価は、呼吸器外科研修時に指導にあたった研修指導医の意見を参考に統括責任指導医にあたる呼吸器外科部長により行われる。
評価項目として(1)研修医による自己評価、(2)受け持ち症例のレポートに加えて、(3)担当研修指導医・統括責任指導医との面談の中で臨床経験、知識、態度など医学的経験や知識に加えて、呼吸器外科医に望まれる人間性を含めた評価を受ける。

6. その他

当診療科に於ける研修の特徴

呼吸器外科の診療を行っており、肺癌の手術を主に扱っている。気胸や重症筋無力症を含んだ縦隔腫瘍も多く、膿胸や手掌多汗症など多彩な疾患の経験が可能である。これらの外科的治療を経験することにより、全体としてバランスの取れた研修が可能となる。ローテート中には各疾患の基礎的病態と症状の把握、「呼吸器外科」とは何をしているのかを経験していただきたい。