250703_北野病院100年史_並製本_単ページ
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0221958年生まれ。医学博士。専門は臨床医学(糖尿病学、代謝・内分泌学など)。1984年京都大学医学部卒業。北野病院で研修医、医員を務めた後、千葉大学助教授、秋田大学教授、京都大学大学院医学研究科教授などを歴任。2015〜2019年京都大学医学部附属病院病院長、2020〜2022年同附属病院先端医療研究開発機構(iACT)機構長。2022年、北野病院初の専任理事長に就任(第30代)。野カデット」という制度ができたんですよね?稲垣: はい、2019(令和元)年度から始まったので、もう丸5年になります。年間最大200万円の研究費が支給されて臨床経験もできる制度で、任期は3年。すでに修了生も出ています。これまでは年1回の公募でしたが、留学帰りの人なども制度を活用しやすいように、今年度からは年2回に拡大しました。多様な経験を積んだ人たちが新風を吹き込んでくれればと大いに期待しています。稲垣: 先ほど岩井先生が「北野病院のブランドイメージ」という話をしてくださいましたが、私たちは今まさに「リブランディング」に取り組んでいる最中です。100周年という節目を迎えた今、北野病院のあるべき姿をもう一度みつめ直し、次の100年に向けて北野病院のあるべき姿をみつめ直すリブランディングを通じて気づいたこと稲垣 暢也いながき のぶや:北野病院 理事長

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