250703_北野病院100年史_並製本_単ページ
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195医療安全管理室は、北野病院における医療安全体制確保のための活動および組織横断的な医療安全対策を推進することを目的として、2006年4月に開設され、2017年4月に医療の質管理本部の一部署として組織改編されました。医療安全管理者である専従の看護師、医師、薬剤師、事務員から構成され、マニュアルの作成と管理、「説明と同意書」の管理、インシデント・アクシデント報告の収集や分析と現場へのフィードバック、職員研修の企画や運営など、医療安全に関わる業務を総合的に管理しています。患者さんの信頼を裏切ることなく、適切かつ安全で高度な医療を提供できる環境を整えるためにも、医療安全管理室の果たす役割は非常に大きいことを常に意識しながら日々の業務に取り組んでいます。北野病院を訪れる全ての人々に安心・安全な医療を提供するために、「医療の質管理本部」を開設し、医療安全、感染制御、改善活動の観点からクオリティマネジメントを推進しています。この本部の1部門として、2019年3月に「改善推進室」が設置され、品質管理や業務改善、「医療の質」に関するさまざまな業務を担当しています。現在、改善推進室では主に、ISO9001認証の更新・維持に関する業務、QCサークル活動の推進、職員の教育研修の企画・運営を行っています。今後も、院内の各部門と協力しながら、職員の意識改革や行動改革、改善風土の醸成に取り組み、病院を訪れる全ての人々に安心・安全な医療を提供できるよう努めてまいります。医療安全管理室改善推進室

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