250703_北野病院100年史_並製本_単ページ
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192医療クラーク課には、外来ブロックに配置したメディカルクラーク(MC)と診療科に配置したスペシャルメディカルクラーク(SMC)という2種類の医師事務作業補助者が、約70人在籍しています。業務内容は、患者さんの呼び込みや次回診療の案内、診療予約や検査などの各種オーダー、診断書などの文書作成、NCDなどのデータ入力、カンファレンスの準備や記録など医師の事務作業を軽減するためのさまざまな業務を行っています。また医師の近くで業務を行うため、患者さんや他の職種との架け橋としての役割も担っています。これからも医師の負担を軽減し、チーム医療の一員として病院に貢献できるよう邁進してまいります。「安全で優しい医療環境作り」を目標として、病院全体の建物設備の維持管理を24時間体制で行っています。2021年から2023年に本館の機能高度化に向けた「本館リノベーション事業」、2024年に病院給食を担う「栄養部厨房の改善」を実施。これらの事業は全て施設課・病院整備室で基本設計いたしました。そして現在は西館の建替を計画中です。施設課・病院整備室には院内各所から、検査室を増やしたい、暑い寒い、時計を掛けたいなど、大小さまざまな依頼があるため、自分達で即対応し解決する事を大切にしています。私と施設課・病院整備室スタッフの自慢は「北野」が好きな事。最後に、私が生きている間に、本館が建て替わり「医学研究所北野病院」がさらに大きくなるのを見届けたいです。医療クラーク課施設課・病院整備室

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