250703_北野病院100年史_並製本_単ページ
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190経営企画課は、企画係と財務係の2つの係から構成されています。その歴史をひもとくと、2000年10月に企画調査課(企画係の前身)が開設され、2002年5月に計理課(財務係の前身)が庶務課から独立して誕生しました。2019年4月には、企画調整課の解体という憂き目にあいましたが、わずか2カ月後に経営企画室(後に経営企画課)が誕生し、2021年4月には計理課が財務係となり、現在の構成が確立されました。財務係では、限られた資金を効果的に管理・活用し、大型投資に対する資金調達を行う重要な役割を担っています。一方、企画係では、病院の収入を伸ばすために新たな施策を企画し、各部署との連携を図っています。これらの業務はいずれも病院経営の根幹を成すものであり、今後も病院の持続的な発展に貢献してまいります。物品管理課は医業費用(材料費・委託費)の30%程度の管理を担っております。過去からの良い伝統を引き継ぎ、スタッフ一丸となりコスト適正化に努めております。単純に「モノを買う」調達手続きだけではなく、委託業者の管理や契約の管理も行い、費用に関わる案件には積極的に携わっています。購買業務における交渉に詳細なマニュアル等は存在しないため、案件や状況、コストバランスを考えて担当者は情報を収集し、交渉の場に臨みます。良い交渉結果を得るために現場にヒアリングを行ったり、時には一緒に交渉したりすることもあります。引き続きコスト部門としての役割を果たすことで、法人経営とその先にいる患者さんの健康に貢献してまいります。経営企画課物品管理課

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