250703_北野病院100年史_並製本_単ページ
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189人事課は、職員の入退職・給与・人事考課・安全衛生・福利厚生などの基本業務だけでなく、看護管理室・医療安全管理室・感染制御対策室の事務も人事課スタッフが担当し、幅広く業務を行っています。医師、看護師などの職種数は30を超え、常勤職員だけで1,700人を超えていますが、その中で毎年約2割の職員が入れ替わります。決まった手続きを正確かつ迅速に処理することはもちろんのこと、働き甲斐のある職場づくり・職員の定着率向上のため、衛生管理、ハラスメント対応、研修の開催、ワークライフバランス制度の運用なども大切です。そのような専門性を身につけて職員を支えることで、人事課としても地域医療に貢献してまいりたいと考えております。(写真は、2024年7月開催の看護職の合同説明会の様子です)北野病院では卒後5年目までの若手医師が約100人で常勤医師の1/3を占めます。卒後最初の2年間は臨床研修プログラムに沿って医師としての基礎を体系的に学びますが、当院では内科、外科、小児科・産婦人科および自由選択の4コースが準備されていることと京都大学をはじめ多くの大学・基幹病院とも連携していることが特徴です。研修会・勉強会も多く、教育熱心な指導医による屋根瓦方式での指導体制も充実しています。続く3年間は専攻医として、内科、小児科、産婦人科、救急科、麻酔科、脳神経外科、耳鼻咽喉科、形成外科の8つの専門研修プログラムに沿って研修を行います。研修修了後は当院での勤務継続、他院へ異動あるいは大学院進学などが選択されます。専任事務員を中心に病院全体でこれらの研修を積極的にサポートしています。人事課医師卒後教育センター

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