250703_北野病院100年史_並製本_単ページ
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178科・部署のあゆみ北野病院臨床工学部は、1997年に浦部伸方先生(麻酔科)と菅謙治先生(眼科)のご助力により、手術室に設置されたMEセンターを前身としています。当初のMEセンターは手術室の医療機器の故障時対応を行っておりました。その後、1999年にコンピュータ2000年問題への対応を契機に透析室の臨床工学技士が合流しました。2001年9月には、新病院設立に伴い、院内の機器中央管理を開始。さらに2003年には循環器内科の技士も加わりました。2005年4月には眼科、腎臓内科(透析)、循環器内科に分散して所属していた臨床工学技士を一つに集約し、臨床工学部と名称を改め、独立した部門として新たにスタートしました。開設当初4人で始まったこの部門は、その後も2007年には心臓外科、2017年内視鏡業務など業務の範囲をさらに拡大し、福井基成先生、金丸洋史先生、羽生道弥先生と、歴代の部長を経て現在は金光ひでお部長の下、28人を擁する部門に成長しました。そして、2025年の財団創立100周年と共に臨床工学部開設20周年を迎えます。現況・取り組み当院の臨床工学部は、患者さんの安全と治療効果を最大化する理念のもと、生命維持管理装置操作や機器の保守やトラブル対応において、日進月歩である医療機器の進歩に遅れぬよう、日々研鑽を重ねております。また、中国語や英語の話せるスタッフを擁し、患者さんに安心して医療を受けていただける環境を提供させていただいております。臨床工学部

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