250703_北野病院100年史_並製本_単ページ
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17113階東病棟は脳神経内科を中心に、13西病棟のSCUのバックベッドを担い、北野病院の脳神経センターの一角として運営しています。神経内科では、パーキンソン病の治療であるDBS療法(脳深部刺激療法)・LCIG療法・ヴィアレブ配合持続皮下注療法、本態性振戦の治療であるFUS(MRIガイド下集束超音波療法)等、最新の治療に積極的に取り組んでいます。他にリウマチ膠原病内科や皮膚科を中心に幅広い患者さんの入院を受け入れています。神経難病や高齢の患者さんが多く介護度が高いため、医師、看護師、PT、OT、ST、薬剤師、栄養士等多職種間のチームワークで、安心して医療・看護を提供できる環境を作ることを目標にしています。13階西病棟はSCUを含む41床の脳神経外科病棟です。SCUは2006年より3床から開始、現在は9床のユニットで急性期脳梗塞や脳出血などの脳卒中患者の受け入れをしています。また2007年〜2015年までに医師と協力し、脳神経外科看護の書籍を発刊致しました。現在はチーム医療として脳卒中患者指導を医師・看護師・コメディカルで協働し、積極的に取り組んでいます。状態変化の著しい時期のクリティカルケアから、機能回復をめざすリハビリ期の看護、高次機能障害のある患者さんへの専門的な対応はもちろんですが、日々の小さな患者さんの変化からその思いを汲み取り、寄り添った看護が提供できるようにスタッフ全員で努めています。13階東病棟13階西病棟

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