1682001年の病院の新築移転後、10階東病棟は内科病棟として、呼吸器内科・リウマチ膠原病内科・血液内科の3診療科でスタートしました。その後、呼吸器内科・リウマチ膠原病内科の2診療科、2023年7月からは呼吸器内科単科病棟となり、現在、陰圧室4床を含む48床で運営しています。肺がん、肺炎、喘息・COPD、間質性肺疾患、呼吸不全、睡眠時無呼吸症候群などの患者さんが入院され、慢性的な経過を辿ることが多いことも特徴です。患者さんの高齢化や老老介護の増加、慢性疾患をもつ患者さん・ご家族の療養生活における不安など、精神面や社会的側面にも目を向け、患者さんの想いを大切にしながら、チームによる患者さん中心の医療・看護ケアを提供しています。10階西病棟は、血液内科と腎臓内科の混合病棟です。46床のうち15床がクリーンルーム病床となっています。血液内科に入院する患者さんは、輸血療法、化学療法や放射線療法、造血幹細胞移植などが行われます。特に幹細胞移植は血液内科特有の治療になるので、専門性の高い治療や看護を実践しています。移植された患者さんの退院後の療養生活に対するフォローアップ外来として造血幹細胞移植後長期フォローアップ外来(long term follow up:LTFU外来)を6回/月実施することで、継続的な支援を提供しています。腎臓内科は透析を受ける患者さんや教育入院があり内科的・外科的治療を受ける患者さんの看護を幅広く経験できます。10階東病棟10階西病棟
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