250703_北野病院100年史_並製本_単ページ

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015う強い関係性が現在まで続いてきたというのは非常に稀有だと思うんですが、まずこの点についていかがですか？湊： 今日は100周年記念の特別座談会ということですので、少し心象的な表現をさせていただくと、歴代理事長・病院長の錚々たる顔ぶれを拝見するだけで感動してしまいます。私が実際に存じ上げているのは荒木千里先生（第9代理事長）からですが、本当稲垣： 最初の頃は京大の現役教授が各診療科の顧問に就かれて、現場で医師の指導もされてに大先生ばかりです。このような民間病院は他にないでしょう。やはり北野病院は京都大学にとっても単なる関連病院ではなく、特別な存在です。「北野病院を医学研究の場にするのだ」という先人たちの確固たる意志が脈々と受け継がれてきたことに感慨を覚えます。