250703_北野病院100年史_並製本_単ページ
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9階東病棟はHCUを併設している心臓センター病棟です。循環器内科の急性期の虚血性心疾患カテーテル治療、不整脈科のアブレーションカテーテル治療などを中心に24時間体制で治療が行われる超急性期の現場です。慢性期では心不全を中心にさまざまな循環器疾患の一連の流れの中で症例を通して、色々な治療・回復過程の看護実践に充実感を持てる部署になります。また、外科分野ではあらゆる血管疾患をハイブリッド低侵襲治療から開心術となる周手術期の前後のケアを行っています。これら多職種連携は必須であり心臓外科診療看護師の活躍もあり更に充実した治療・看護が行える現場です。心不全療養士資格を活かした看護師外来も始まりました。1679階西病棟は、呼吸器外科・泌尿器科・眼科の混合病棟です。3科になるまでは、眼科と糖尿病内分泌内科の病棟だった時期もあり、色々主科が変わりながら、現在の3科になりました。手術療法、化学療法、放射線療法、癌性疼痛のペインコントロールを目的とし入院される患者さんが主です。大半が、手術目的の患者さんが多く、手術前から退院までの一貫して看護ケア、全身管理を行う事ができ、退院後の指導が必要とされる患者さんには、外来と継続して経過を見れるように連携を取る事をしています。手術や化学療法、疼痛と言った不安を感じる事が多いですが、安心して日常ケアや寄り添える看護に従事できるよう取り組んでまいります。9階東病棟・HCU9階西病棟

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