250703_北野病院100年史_並製本_単ページ
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163化学療法センターは、2022年1月より本館1階から6階に移設し、26床から34床に増床しました。リクライニングチェア27台、ベッド6床、個室1部屋を備え、明るく落ち着いた広い空間で通院の抗がん薬治療を行っています。移設後、「治療の時間を少しでも安心して過ごしていただきたい」をコンセプトに京都芸術大学の学生さんにホスピタルアートを製作してもらい患者さんからも好評です。経験豊富な看護師が、知識・技術を最大限に活かして、患者さんとそのご家族に寄り添う看護を実践しています。医師、看護師、薬剤師、事務員が連携し患者さんが、安全に安心して治療が受けられるようチームで取り組んでいます。血液浄化センターは、ベッド19床、個室1部屋の計20床を備え、落ち着いた広い空間で外来通院中の患者さん、手術や治療目的で入院している患者さんに血液浄化療法を行っています。超急性期から慢性期の患者さんがいるため、状態に合わせた血液浄化療法を医師、看護師、臨床工学技士と連携し、安全に安心して治療が受けられるようチームで取り組んでいます。血液浄化センター内には診察室が2部屋併設されていて、腹膜透析外来の診察介助、看護師外来(腎臓病予防指導・腎代替療法選択)を実施し、患者さんの意思決定支援や日常生活指導も行っています。2024年度より、腎臓病教室を再開し腎臓病の予防にも努めています。化学療法センター血液浄化センター

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