138科・部署のあゆみ血液内科は、2005年に免疫血液内科がリウマチ膠原病内科と血液内科に分科し、血液疾患の専門的診療を行う診療科として開設された比較的新しい科です。もちろん、免疫血液内科時代から、造血幹細胞移植を含めた血液疾患全般の診療を行っておりましたし、内科が専門別に分かれる以前から錚々たる先輩先生方が血液内科診療にあたっておられたことが北野病院の52年史に記されております。血液内科として独立後も、血液内科に在籍された諸先輩先生方のご努力の結果、血液内科としてさらに発展を遂げ、現在、日本造血・免疫細胞療法学会認定移植診療科(カテゴリー1)、骨髄バンク、日本造血・免疫細胞療法学会認定非血縁者間骨髄採取施設、非血縁者間末梢血幹細胞採取施設として認定を受け、大阪市内の中核的血液内科施設の1つとして診療を行っております。血液内科の先輩先生方が築いてこられた歴史に恥じぬよう、これからも血液内科診療に全力で携わりたいと考えております。現況・取り組み血液内科の入院患者は、白血病や悪性リンパ腫、多発性骨髄腫などの悪性疾患の方が多く、造血幹細胞移植は血液内科の治療の1つの柱です。もちろん、移植適応以外の血液悪性腫瘍の患者さん、また、悪性腫瘍以外のあらゆる血液疾患にも、救急も含めて常に対応します。血液のことでお困りのことがございましたらいつでもお問い合わせください。血液内科
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