令和３年度 医学研究所北野病院 病院指標

医療法における病院等の広告規制について（厚生労働省）
  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  3. 初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  7. その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0～ 10～ 20～ 30～ 40～ 50～ 60～ 70～ 80～ 90～
患者数 2696 439 529 963 1318 1726 2210 3784 2325 387
2021年度退院患者数を10歳刻みの年齢区分で集計しています。
北野病院は、各年齢区分において患者数が分布しており、総合病院としての役割を担っていることが分かります。
60歳以上の患者さんが半数を占めておりますが、大阪の中核病院の1つとして、小児救急二次搬送、また大阪新生児診療相互援助システム（ＮＭＣＳ）による未熟児、新生児搬送の受け入れ先を務めていることから、0～9歳の患者割合も多くなっています。
診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等１あり 手術・処置等２なし 134 3.02 3.3 0 71.78
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等２なし 102 17.75 18.4 6.86 72.2
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等２なし 58 21.03 20.6 22.41 84.05
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等１あり 52 2 2 0 57.62
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２－４あり 副傷病なし 49 7.86 9.1 0 70.1
呼吸器内科では、肺癌から肺炎など呼吸器感染症、喘息・COPD、間質性肺疾患、睡眠時無呼吸症候群や呼吸不全など幅広い呼吸器疾患の診断・治療を行っています。特に肺癌患者においては、気管支鏡やCTガイド下生検などによる診断から、呼吸器外科・放射線科・腫瘍内科と合同で集学的治療を行っています。最近、増えているのが間質性肺疾患患者です。特に、特発性間質性肺炎と慢性過敏性肺炎との鑑別が難しく、まずは環境調査を積極的に行い、環境調整による改善に重点を置き、成果をあげています。診断には新しくクライオバイオプシーも導入しています。また、超高齢化社会の到来とともに誤嚥性肺炎も増えていますが、多職種での嚥下評価や嚥下リハビリテーションに力を入れております。さらに、慢性呼吸不全や睡眠時無呼吸症候群においては、ポリソムノグラフィーや経皮CO2モニタリングなどによる睡眠中の呼吸異常の評価を積極的に行いその病態に適した治療法を提供するようにしています。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等１－なし、１,２あり 手術・処置等２なし 139 4.68 4.4 0 69.64
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等２なし 116 5.17 4.8 0.86 63.31
050130xx9900xx 心不全 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 87 16.41 17.3 4.6 84.33
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等１－なし、１,３あり 手術・処置等２なし 副傷病なし 64 9.59 10.2 1.56 77.45
050050xx9920xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等１－２あり 手術・処置等２なし 59 3.92 3.3 1.69 71.39
当院の循環器内科・不整脈科では虚血性心疾患、不整脈疾患、心不全に対する診療を中心に行っています。虚血性心疾患に対しては,心筋シンチやFFR（冠血流予備量比）測定（FFRCTも実施）等により心筋虚血を証明した後に、IVUS(血管内超音波）やOCT（光干渉断層映像装置）を使用して良好な長期成績を目指した冠動脈インターベンション（PCI）を施行しています。複雑な冠動脈疾患に対してはロータブレータやDCA（方向性冠動脈粥腫切除術）によるPCIも施行しています。不整脈疾患においては心房細動、心房粗動、発作性上室性頻拍、心室性不整脈などに対するカテーテルアブレーションによる治療を行っており、近年増加しています。心不全患者においては積極的な心臓リハビリテーションを含む早期退院を目指したチーム医療を行うとともに、再入院防止のための心不全自己管理についての患者教育を行っています。この取り組みは医療費の減少につながることも示され大阪心不全地域医療連携の会を通じて多くの病院に普及しています。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。） 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 349 3.32 2.7 0 65.95
060340xx03x00x 胆管（肝内外）結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等２なし 副傷病なし 155 8.61 9.2 3.87 72.94
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 69 7.25 8 1.45 72.78
060102xx99xxxx 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 57 7.61 7.7 1.75 61.26
06007xxx9910xx 膵臓、脾臓の腫瘍 手術なし 手術・処置等１あり 手術・処置等２なし 47 5.17 4.4 0 67.6
腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 96 8.47 10.4 4.17 58.6
110280xx9901xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２－１あり 41 14.71 13.7 2.44 64.93
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 36 10.5 13.1 0 65.28
050130xx9900xx 心不全 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 23 14.61 17.3 4.35 78.87
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等２なし 16 16.88 20.6 18.75 82.63
腎臓内科では検尿異常から腎炎・ネフローゼ症候群治療、慢性腎臓病管理および生体腎移植を含む腎代替療法について多職種と連携してチーム医療で取り組んでいます。腎生検は年間約100例であり、一次性あるいは二次性糸球体疾患に対しては、厚生労働省難治性腎疾患および難治性血管炎班会議から常に新しい情報およびエビデンスを取り入れながら治療を行っています。院内連携として、糖尿病内分泌内科、リウマチ膠原病内科および循環器内科との併診を行っている他、がん診療の支援を行っています。腎臓病教室（新型コロナウィルス感染症のため休止中）や腎臓病検査・教育入院では多職種による患者指導を実践しており、地域のかかりつけ医の先生方と連携パスを用いた「二人主治医制」による連携診療を行っています。尿路感染症での緊急入院は多く、単純性および複雑性上部尿路感染症治療を担当しています。透析導入数は年間50例前後であり、維持透析は近隣の透析施設へ紹介しますが、合併症治療では主科との併診にて当院での治療を担当します。新型コロナウイルス感染症で入院が必要な患者さんは当科が担当しています。
糖尿病内分泌内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
10007xxxxxx1xx ２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。） 手術・処置等２－１あり 128 10.7 14.4 0 69.57
10007xxxxxx0xx ２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。） 手術・処置等２なし 67 8.18 11.2 0 62.34
100180xx990x0x 副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍 手術なし 手術・処置等１なし 副傷病なし 17 5.94 6.7 0 54.53
100260xx9910xx 下垂体機能亢進症 手術なし 手術・処置等１あり 手術・処置等２なし 15 6.13 5.7 0 40.8
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等２なし 11 19.82 20.6 27.27 80.27
血液内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx99x5xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等２－５あり 40 19.13 19.9 0 71.15
130010xx97x2xx 急性白血病 手術あり 手術・処置等２－２あり 30 32.6 37.5 0 63.6
130030xx99x4xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等２－４あり 22 11.18 10.7 0 75.59
130030xx97x50x 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等２－５あり 副傷病なし 21 28.86 31.2 0 62.14
130030xx99x6xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等２－６あり 19 13.32 13.9 0 68.16
リウマチ膠原病内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
070560xx99x00x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術なし 手術・処置等２なし 副傷病なし 102 14.59 14.8 1.96 58.45
070470xx99x0xx 関節リウマチ 手術なし 手術・処置等２なし 24 12.79 15.5 4.17 75.63
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等２なし 22 14.73 20.6 22.73 86.91
070560xx99x01x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術なし 手術・処置等２なし 副傷病あり 18 19.78 24.1 11.11 74.11
070560xx97xxxx 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術あり 15 30.47 36.1 0 62.53
リウマチ膠原病内科では全身性臓器障害を伴う自己免疫性疾患やリウマチ性疾患などの診療しています。症例数では自己免疫性疾患の診断治療や病状再燃に対する治療強化、治療に伴う免疫抑制状態での感染症による入院が上位を占めます。
脳神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
010160xx99x10x パーキンソン病 手術なし 手術・処置等２あり 副傷病なし 80 13.84 19.2 0 70.31
010160xx99x00x パーキンソン病 手術なし 手術・処置等２なし 副傷病なし 55 17.85 17.9 5.45 67.42
010170xx99x10x 基底核等の変性疾患 手術なし 手術・処置等２あり 副傷病なし 47 14.64 17.1 2.13 69.15
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等２なし 副傷病なし 32 8.13 7.2 3.13 57.63
010060x2990200 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満） 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２－２あり 副傷病なし 発症前Rankin Scale 3、4又は5 28 19.86 19 28.57 76.21
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症（その他） 副傷病なし 376 5.86 5.8 0 1.37
140010x199x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（出生時体重2500g以上） 手術なし 手術・処置等２なし 230 6.17 6.1 0.87 0
030270xxxxxxxx 上気道炎 221 4.99 4.8 0 1.85
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等２なし 副傷病なし 163 5.75 6.2 0.61 3.59
060380xxxxx00x ウイルス性腸炎 手術・処置等２なし 副傷病なし 157 4.71 5.5 0.64 2.57
腫瘍内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060035xx99x6xx 結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等２－６あり 4 4.25 4.5 0 71.75
06007xxx97x00x 膵臓、脾臓の腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等２なし 副傷病なし 4 11.75 11.7 0 58.75
060340xx99x0xx 胆管（肝内外）結石、胆管炎 手術なし 手術・処置等２なし 3 6.33 9.6 0 70.67
110050xx99x0xx 後腹膜疾患 手術なし 手術・処置等２なし 3 11.67 11.1 0 75.33
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 3 9.33 13.1 0 80
消化器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア（15歳以上） ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等 59 5.64 4.7 0 68.49
060035xx010x0x 結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍 結腸切除術　全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等１なし 副傷病なし 52 14.48 15.8 1.92 70.29
060330xx02xxxx 胆嚢疾患（胆嚢結石など） 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 38 5.92 6.2 0 61.71
060335xx02000x 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 副傷病なし 38 8.37 7.1 0 63.08
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 36 4.75 5.4 0 40.14
呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x00x 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等２なし 副傷病なし 98 11.82 10.5 0 70.63
080240xx97xxxx 多汗症 手術あり 33 4.61 3 0 20.82
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 19 12.58 13.1 10.53 70.32
040200xx99x00x 気胸 手術なし 手術・処置等２なし 副傷病なし 14 12.57 9.3 0 49.43
040040xx99041x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２－４あり 副傷病あり 11 16.18 15 0 66.91
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等２なし 副傷病なし 44 10.07 8.3 18.18 67.3
010010xx02x00x 脳腫瘍 頭蓋内腫瘍摘出術等 手術・処置等２なし 副傷病なし 43 19.49 20.8 0 53.44
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満） 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 副傷病なし 43 21.51 18.9 53.49 66.21
010030xx9910xx 未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等１あり 手術・処置等２なし 40 3.38 3 0 62.52
030390xx970xxx 顔面神経障害 手術あり 手術・処置等１なし 40 12.45 10 0 53
乳腺外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴うもの（内視鏡下によるものを含む。））等 手術・処置等１なし 116 6.55 10.1 0 60.87
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの） 40 4.65 5.9 0 56.98
090010xx99x4xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等２－４あり 38 3.32 3.9 0 58.74
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等２なし 13 5.23 6.4 0 60
090020xx97xxxx 乳房の良性腫瘍 手術あり 13 3.08 4.1 0 50.08
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症（変形性を含む。） 人工関節再置換術等 48 24.88 20.6 56.25 69.48
070343xx01x0xx 脊柱管狭窄（脊椎症を含む。）　腰部骨盤、不安定椎 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（多椎間又は多椎弓の場合を含む。）　前方椎体固定等 手術・処置等２なし 45 21.09 20.3 13.33 71.71
070230xx01xxxx 膝関節症（変形性を含む。） 人工関節再置換術等 34 26.53 23 67.65 75.62
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術　肩、股等 29 31.21 25.3 79.31 79.21
160990xx97x0xx 多部位外傷 手術あり 手術・処置等２なし 22 27.09 17.4 4.55 55.59
整形外科では、脊椎疾患、関節変性疾患（股、膝、肘、手、手指）、末梢神経疾患、肩関節疾患、上下肢外傷性疾患等、幅広く診療を行っている。患者数では、脊椎疾患、関節外科（人工関節）、大腿骨頚部骨折が上位を占めている。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術　その他の動脈等 手術・処置等２なし 副傷病なし 21 2.9 7.9 0 71.19
050080xx0101xx 弁膜症（連合弁膜症を含む。） ロス手術（自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術）等 手術・処置等１なし 手術・処置等２－１あり 14 25.93 21.9 0 70.79
050050xx0101xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 心室瘤切除術（梗塞切除を含む。）　単独のもの等 手術・処置等１なし 手術・処置等２－１あり 13 21.08 21.7 0 70.85
050163xx01x1xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 大動脈瘤切除術（吻合又は移植を含む。）　上行大動脈及び弓部大動脈の同時手術等 手術・処置等２－１あり 10 26.3 28.1 10 69.4
050163xx02x1xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 大動脈瘤切除術（吻合又は移植を含む。）　腹部大動脈（分枝血管の再建を伴うもの）等 手術・処置等２－１あり 10 21.6 19.7 0 69.2
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部（腟部）切除術等 手術・処置等２なし 167 2.22 3.1 0 40.17
120220xx01xxxx 女性性器のポリープ 子宮全摘術等 89 2.09 2.9 0 47.35
12002xxx03x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮内膜掻爬術 手術・処置等２なし 81 2 2.6 0 51.54
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等２－４あり 副傷病なし 65 4.77 4.3 0 60.06
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等 61 8.64 9.4 0 35.26
最も多い疾患群は、子宮頸部上皮内腫瘍(子宮頸部異形成)に対する子宮頸部円錐切除術です。当院では1泊入院でのLEEP手術を積極的に行っています。これに続くのが子宮内膜ポリープに対する子宮鏡下手術で、これも1泊入院での手術が可能です。3番目に多いのは子宮体がんの疑いを含めた不正性器の精密検査を目的とした子宮鏡検査です。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 180 2.76 2.7 0 73.21
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患 手術あり 両眼 173 5.01 4.8 0 76.4
020220xx97xxx0 緑内障 その他の手術あり 片眼 66 7.92 5.4 0 71.98
020160xx97xxx0 網膜剥離 手術あり 片眼 60 12.47 8.5 0 56.02
020200xx9710xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等１あり 手術・処置等２なし 58 9.07 6.1 0 66.93
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等１なし 35 10.6 13.1 0 61.8
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 23 8.04 9.2 0 71.57
080190xxxxxxxx 脱毛症 7 3 3.4 0 37.43
080090xxxxxxxx 紅斑症 5 9.8 10.2 0 56.4
080100xxxx0xxx 薬疹、中毒疹 手術・処置等１なし 4 10.5 11.4 0 55.25
皮膚科では、帯状疱疹、膿皮症などの感染症が入院患者数の多くを占めており、その他に脱毛症や重症薬疹も入院で治療を行っています。手術など外科的処置が必要な場合には形成外科と連携し診療しています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等１あり 79 2.11 2.5 0 69.04
11012xxx020x0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 手術・処置等１なし 副傷病なし 43 7.09 5.6 0 61.02
110070xx03x20x 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術 手術・処置等２－２あり 副傷病なし 42 6.12 6.9 0 74.55
110200xx02xxxx 前立腺肥大症等 経尿道的前立腺手術等 38 9.63 8.2 2.63 74.34
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術 手術・処置等２なし 30 7.17 7 0 76.1
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 48 6.31 5.7 0 37.08
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 31 4.84 4.9 0 57.71
030440xx01xxxx 慢性化膿性中耳炎・中耳真珠腫 鼓室形成手術 28 10.43 7.1 0 46.14
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり 23 6.09 7 0 59.26
030390xx99xxxx 顔面神経障害 手術なし 22 10.5 9 0 59
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
070520xx97xxxx リンパ節、リンパ管の疾患 手術あり 31 8.13 8.6 0 60.68
050180xx02xxxx 静脈・リンパ管疾患 下肢静脈瘤手術等 17 2.76 2.7 0 67.06
160200xx0200xx 顔面損傷（口腔、咽頭損傷を含む。） 鼻骨骨折整復固定術等 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 14 3.14 5.2 0 26.5
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等２なし 11 3.64 2.9 0 69.91
080006xx97x0xx 皮膚の悪性腫瘍（黒色腫以外） その他の手術あり 手術・処置等２なし 11 5.73 9.6 0 74.82
小児外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060160x101xxxx 鼠径ヘルニア（15歳未満） ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等 71 1.3 2.8 0 4.48
060170xx02xxxx 閉塞、壊疽のない腹腔のヘルニア ヘルニア手術　腹壁瘢痕ヘルニア等 27 1.48 7.8 0 2.48
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 21 4.86 5.4 0 10.81
140260xx01xxxx 胸郭の変形及び先天異常 漏斗胸手術　胸骨挙上法によるもの等 21 7.71 10.6 0 15.67
11022xxx01xxxx 男性生殖器疾患 精索捻転手術等 20 1.35 3.8 0 5.65
小児外科では鼠径ヘルニア、臍ヘルニア手術などを内視鏡外科手術・開腹手術にかかわらず、「日帰り手術」を施行しています。これら多くに疾患ではクリニカルパスに基づき効率的な治療を行っています。全手術症例中、高難易度手術や新生児手術を含め、約半数で内視鏡（腹腔鏡・胸腔鏡）手術を施行しています。また、漏斗胸センターでは小児症例のみならず成人症例の治療も積極的に行っています。
初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準（※）		 版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 78 21 17 31 16 18 1 8
大腸癌 22 36 34 41 37 64 1 7,8
乳癌 77 97 15 16 32 44 1 8
肺癌 97 11 65 154 27 109 1 8
肝癌 10 28 5 15 5 73 1 8
※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約
2021年度に退院した患者さんを対象に5大がん（胃がん、大腸がん、乳がん、肺がん、肝がん）の患者数を初発と再発に分けて集計しています。
当院では、消化器系のがんにおいては、消化器内科・消化器外科・化学療法部と連携し、ステージに応じて内視鏡的、外科的、抗癌剤治療を選択しています。
外科切除以外の治療としては、以下のようなものがあります。
胃癌の場合：内視鏡的粘膜下層剥離術（ESD）、化学療法
大腸癌の場合：内視鏡的粘膜下層剥離術（ESD）、閉塞性大腸炎に対する大腸ステント留置、化学療法
肝癌の場合：経皮的ラジオ波焼灼術（RFA）、肝動脈化学閉塞術（TACE）、放射線療法、抗癌剤療法

呼吸器系のがんにおいては、呼吸器内科・呼吸器外科・放射線科・腫瘍内科と連携し、早期癌には胸腔鏡下手術を行い、進行期癌には手術を含めた集学的治療を行っています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数		 平均年齢
軽症 7 12.86 60.29
中等症 37 20.03 80.59
重症 8 18.13 86.25
超重症 5 12 84
不明
入院治療となる成人市中肺炎は中等度以上の患者が多く、他院で治療困難な重症の肺炎患者もしばしば受け入れています。重症ほど高齢患者が多く、在院日数も延びる傾向にあります。呼吸不全を伴う場合には、ハイフローセラピーや鼻マスクによる非侵襲的陽圧換気療法（NPPV）などを駆使して治療にあたります。また、高齢者を中心に早期から呼吸リハビリテーションを導入し、早期離床・早期退院を目指しています。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 225 23.05 73.08 33.21
その他 37 19.3 71.57 3.82
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
呼吸器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置（頭頸部その他） 3 15.67 12.33 0 61.67
K066-21 関節鏡下関節滑膜切除術（肩） 1 5 28 0 62
K1422 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（後方又は後側方固定） 1 6 36 100 73
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術（その他） 1 11 39 0 79
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術（網膜付着組織を含む） 1 1 4 0 54
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術（その他） 108 2.84 3.72 2.78 72.28
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術（心房中隔穿刺、心外膜アプローチ） 99 1.14 3.12 0 65.12
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 70 2.63 8.7 7.14 71.73
K5972 ペースメーカー移植術（経静脈電極） 44 3.64 9.11 9.09 78.57
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術（不安定狭心症） 26 0.04 9.58 0 69
適応は厳密にしていますが、小児から高齢者まで、原則的に年齢制限なく、心房細動等の頻脈性不整脈に対して、高周波アブレーションやクライオアブレーションを施行し、難治性の不整脈に対してもケミカルアブレーション等の特殊アブレーションも積極的に施行しています。狭心症や心筋梗塞に対する冠動脈インターベンション（PCI）では病変に応じて薬剤溶出性ステント、薬剤溶出性バルンカテーテル、ロータブレータ、ローテーショナルアテレクトミーなどを使い分けています。下肢閉塞性動脈硬化症に対しては症状の改善、重症虚血肢症例の下肢の温存のために血管拡張術を施行しています。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満） 313 1.2 1.15 0 66.58
K682-3 内視鏡的経鼻胆管ドレナージ術（ＥＮＢＤ） 88 0.57 10.09 2.27 70.19
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 87 1.34 6.85 3.45 73.86
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ以上） 70 1 2.57 0 65.96
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術（早期悪性腫瘍胃粘膜） 69 1 5.25 1.45 72.78
腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K6121ｲ 末梢動静脈瘻造設術（内シャント造設術）（単純） 35 13.17 14 2.86 70.97
K616-41 経皮的シャント拡張術・血栓除去術（初回） 15 2.53 4.93 0 66.4
K635-3 連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術 5 1.8 15.6 0 56.4
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満） 4 19 16 25 72
K616-42 経皮的シャント拡張術・血栓除去術（１の実施後３月以内に実施） 3 0 1 0 75.67
慢性腎不全に対するバスキュラーアクセス（内シャント）の新規設置術では形成外科や心臓血管外科に協力していただきながらの手術を行っています。既存のバスキュラーアクセスの狭窄・閉塞などの修復に対して血管内治療としての血管拡張術および血栓除去術も循環器内科の指導の下に積極的に施行しています。修復が困難な場合には人工血管や長期留置カテーテルの使用などは必要となるので、心臓血管外科と協議しながら進めています。
糖尿病内分泌内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K2761 網膜光凝固術（通常） 1 1 3 0 51
K6871 内視鏡的乳頭切開術（乳頭括約筋切開のみ） 1 3 8 0 88
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満） 1 7 10 0 73
血液内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K9212ﾛ 造血幹細胞採取（末梢血幹細胞採取）（自家移植） 8 7.5 2 0 54.75
K6261 リンパ節摘出術（長径３ｃｍ未満） 4 8.75 17.75 25 75.75
K386 気管切開術 2 0 53 0 73
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 2 6.5 6.5 0 73
K331 鼻腔粘膜焼灼術 1 15 3 0 62
リウマチ膠原病内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満） 12 6.67 8.17 0 71.58
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）（長径２ｃｍ以上４ｃｍ未満） 2 6 12 0 59
K0061 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部以外）（長径３ｃｍ未満） 1 13 2 0 75
K300 鼓膜切開術 1 23 39 0 47
K6121ｲ 末梢動静脈瘻造設術（内シャント造設術）（単純） 1 93 53 0 32
脳神経内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K154-4 集束超音波による機能的定位脳手術 17 5.88 7.35 0 67.76
K1812 脳刺激装置植込術（両側） 3 4.67 26 0 57
K386 気管切開術 3 22 98 66.67 66
K664 胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む） 3 21 15.33 66.67 73
K148 試験開頭術 2 15.5 22 0 73
小児科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K9131 新生児仮死蘇生術 仮死第１度のもの 12 0 26.67 8.33 0
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置（頭頸部その他） 7 2.14 42 28.57 4.14
K9132 新生児仮死蘇生術（仮死第２度） 7 0 11.29 0 0
K7151 腸重積症整復術（非観血的） 6 0.5 3 0 1.83
K300 鼓膜切開術 3 1.33 5.33 0 1
腫瘍内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K6112 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置（四肢） 2 8 1.5 0 74.5
K682-3 内視鏡的経鼻胆管ドレナージ術（ＥＮＢＤ） 2 1.5 3.5 0 43
K651 内視鏡的胃、十二指腸ステント留置術 1 19 2 0 64
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 1 0 1 0 73
消化器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 79 1.22 4.9 0 62.56
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 49 2.71 10.37 0 71.69
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側） 44 1.09 3.09 0 66.7
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術（虫垂周囲膿瘍を伴わないもの） 37 0.49 3.59 0 41.03
K718-22 腹腔鏡下虫垂切除術（虫垂周囲膿瘍を伴うもの） 34 0.71 6.79 0 52
呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（部分切除） 49 2.76 8.18 0 72.59
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（肺葉切除又は１肺葉を超える） 38 2.84 9.71 0 69.79
K196-2 胸腔鏡下交感神経節切除術（両側） 33 1.21 2.39 0 20.82
K5132 胸腔鏡下肺切除術（部分切除） 14 3.36 6.79 0 63.36
K5131 胸腔鏡下肺切除術（肺嚢胞手術（楔状部分切除）） 12 8.5 5.58 0 32.67
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K160-2 頭蓋内微小血管減圧術 56 1.52 9.84 0 54.7
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術 その他のもの 51 4.45 23.92 7.84 54.41
K154-4 集束超音波による機能的定位脳手術 45 1.22 4.78 0 72.56
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 26 0.27 10.92 11.54 77.04
K178-4 経皮的脳血栓回収術 19 1.32 26.32 52.63 73.32
乳腺外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K4763 乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術（腋窩部郭清を伴わない）） 84 1.19 3.68 0 63.14
K4762 乳腺悪性腫瘍手術（乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わない）） 40 1.1 2.55 0 56.98
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置（頭頸部その他） 23 0.17 2.13 0 57.7
K4765 乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術・胸筋切除を併施しない） 17 1 7.88 0 56.82
K4742 乳腺腫瘍摘出術（長径５ｃｍ以上） 9 1.11 1.11 0 46
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術（股） 84 1.58 23.24 60.71 72.37
K1423 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（後方椎体固定） 59 2.27 22.47 22.03 71.03
K0461 骨折観血的手術（大腿） 23 4.74 23.04 56.52 78.26
K0462 骨折観血的手術（前腕） 21 2.38 17.52 4.76 61.57
K0483 骨内異物（挿入物を含む）除去術（下腿） 21 1 3.81 0 56.1
手術の内訳として、人工関節置換術等の関節外科手術、脊椎外科手術、上下肢骨折に対する整復・固定術が上位を占める。合併疾患を有する重症者が多く、平均術前、術後日数は、やや長めとなっている。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K6121ｲ 末梢動静脈瘻造設術（内シャント造設術）（単純） 24 0.79 1.17 0 72
K5522 冠動脈、大動脈バイパス移植術（２吻合以上） 20 3.75 21 0 68.75
K5551 弁置換術（１弁） 8 4.13 39.38 25 73.63
K5612ﾛ ステントグラフト内挿術（腹部大動脈） 8 2 7.75 0 78.13
K5606 大動脈瘤切除術（腹部大動脈（分枝血管の再建）） 7 3.43 17.14 0 67.57
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K867 子宮頸部（腟部）切除術 169 0.21 1.34 0 40.34
K861 子宮内膜掻爬術 134 0.01 1.05 0 50.22
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術（両側）（腹腔鏡） 111 0.95 5.13 0 44.58
K8982 帝王切開術（選択帝王切開） 98 3.08 6.91 0 35.2
K872-31 子宮内膜ポリープ切除術（電解質溶液利用） 85 0.09 1.04 0 47.05
最も多い手術は、子宮頸部上皮内腫瘍(子宮頸部異形成)に対する子宮頸部切除術（子宮頸部円錐切除術）です。当院では1泊入院でのLEEP手術を積極的に行っています。これに続くのが子宮体がんの疑いを含めた不正性器の精密検査を目的とした子宮内膜掻爬術です。3番目に多いのは良性卵巣腫瘍に対する腹腔鏡下手術で、当院では良性卵巣腫瘍に対しては、妊娠中も含めて腹腔鏡手術をほぼ全例に適用しています。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ﾛ 水晶体再建術（眼内レンズを挿入）（その他） 342 0.62 2.2 0 74.86
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術（網膜付着組織を含む） 176 1.11 8.39 0 63.98
K2682 緑内障手術（流出路再建術） 56 1.11 6.02 0 71.41
K2683 緑内障手術（濾過手術） 42 0.95 13.52 0 71.21
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術（その他） 38 1.92 5.84 0 69.05
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K8036ｲ 膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（電解質溶液利用） 69 1.28 4.67 0 75.62
K7811 経尿道的尿路結石除去術（レーザー） 44 1.39 4.91 0 60.61
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 34 3.29 10.82 8.82 73.29
K841-21 経尿道的レーザー前立腺切除・蒸散術（ホルミウムレーザー等使用） 33 1.09 7.52 3.03 74.33
K773-5 腹腔鏡下腎悪性腫瘍手術（内視鏡手術用支援機器を用いる） 20 1.05 10.55 0 66.7
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K3191 鼓室形成手術（耳小骨温存術） 152 0.59 1.39 0 61.7
K3192 鼓室形成手術（耳小骨再建術） 47 1.43 7.06 0 51.62
K3772 口蓋扁桃手術（摘出） 38 1.16 5.45 0 31.18
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術３型（選択的（複数洞）副鼻腔手術） 15 1.07 6.73 0 60.6
K6261 リンパ節摘出術（長径３ｃｍ未満） 15 1.47 1.67 0 72.8
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K628 リンパ管吻合術 30 1.07 6.23 0 60.23
K333 鼻骨骨折整復固定術 10 0.2 1 0 21.9
K0021 デブリードマン（１００ｃｍ２未満） 9 5.78 12.89 0 70.11
K2191 眼瞼下垂症手術（眼瞼挙筋前転法） 9 0 2.33 0 69.56
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）（長径２ｃｍ未満） 8 0.63 1.88 0 14.75
小児外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側） 85 0.04 0.42 0 4.53
K4874 漏斗胸手術（胸骨挙上用固定具抜去術） 31 0.81 1.03 0 16.03
K6333 臍ヘルニア手術 24 0 0.13 0 2.25
K4873 漏斗胸手術（胸腔鏡） 21 0.29 6.43 0 15.67
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術（虫垂周囲膿瘍を伴わないもの） 21 0.19 3.67 0 10.81
小児外科では鼠径ヘルニアや消化器疾患以外に小児泌尿器領域手術も積極的に施行しています。また、入院期間の短縮をはかるため、入院前に麻酔科診察を行い、手術当日入院を麻酔科・病棟含めチーム医療で行っています。
その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
異なる 5 0.03
180010 敗血症 同一 12 0.07
異なる 34 0.21
180035 その他の真菌感染症 同一 3 0.02
異なる 7 0.04
180040 手術・処置等の合併症 同一 62 0.38
異なる 16 0.1
更新履歴
2022.09.22
初版公開