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心臓センター 開設
北野病院に念願の心臓血管外科が立ち上がりました。80年の北野病院の歴史で、心臓血管外科が起動することは長い間の悲願の一つでした。この設立による効果は絶大なものがあります。患者さんへの治療面だけではなく、循環器内科の活性化、北野病院各科の連携、地域連携の上でも極めて意義深いものがあります。この心臓血管外科が立ち上がることにより、救急からリハビリテーションまでの総合循環器科の形式を完成することが出来ました。すなわち、救急対応、CCUでの集中治療、循環器内科、外科での綿密な加療、更にはリハビリテーションを施行して、次の予防医学を考えることが出来ます。小児循環器の先生も計画中で、これで心臓センターとして総合的な枠組みと、治療構造が出来上がることになります。あらゆる循環器疾患に対応し、先進医療を心掛け、さらには予防医学を実践する指導的なセンターとなることを夢見ております。
展望について
心臓病は症状が突然出現して緊急の治療が必要となることが多いという特徴があります。これはまた、治療を誤らなければ、急速に改善することも意味します。このため、当院心臓センターでは、緊急対応には万全を期しており、止まった心臓でもPCPSという機械を使用して救う意気込みで、最新の治療を最高のレベルで提供するよう努力しています。
必要な場合には外科対応し、センタースタッフ全員がケアします。さらに心筋梗塞、心不全というような生命に関わる疾患でも、運動療法を取り入れ、予後QOLの改善に努力したいと考えています。心臓センターのモットーは、”全てをこなせる”
つまり ”予防、そして緊急から慢性期まで、内科、外科、リハビリスタッフが対応します”です。
特色
日本循環器学会の認定施設です。
病棟内に設置された心臓カテーテル検査室をフルに活用し、24時間体制で緊急も含めた診療にあたっています。
虚血性心疾患を中心に、心筋症、心臓弁膜症、先天性心疾患、不整脈など あらゆる心臓疾患に内科、外科で対処します。
主な診療内容と実績(年間概数)
| 内訳 |
件数 |
| 冠動脈造影を含めた心臓カテーテル検査 |
約800件 |
| PCI/PTAなどのインターベンション |
約220件 |
| アブレーション(心房細動再施行含む) |
約50件 |
| ペースメーカー植え込み(交換を含む) |
約50件 |
| ICD、CRTD植込み |
約10件 |
| 心筋生検・電気生理学検査などの観血的検査 |
年により変動 |
上記以外にも、心エコー、心筋シンチ、トレッドミル、Holter心電図,CPX(呼吸気ガス分析)などの非観血的検査はルーチンに行っています。
治療について
治療法
経皮的経管的冠動脈形成術(PTCA)とステント植え込み術
狭くなった心臓の筋肉を栄養する動脈(冠動脈)を拡張する治療です。バルーンカテーテルによる治療で不十分な場合はステント(金属の管)を留置する治療を追加します。この分野の進歩は日進月歩であり最新の器具を採用して治療を行っています。また最近では、手首の動脈からカテーテル治療を行うことを原則としていますので、治療後の負担が少ないより『優しい』へと進歩しています。
急性心筋梗塞における血栓溶解療法とPTCAの組み合わせ治療
閉塞した血管を少しでも早く血液の通う状態に復帰させるために冠動脈形成術(PTCA)の前に血栓溶解療法を追加しています。必要な場合には血管につまった血栓(血液の固まり)を吸引する治療を行います。
アスピリン治療
アスピリンは鎮痛剤としてよく知られている薬です。患者様に出しているお薬の中に、バファリン81(以前は小児用バファリンという名前でした)やバイアスピリンといったアスピリンを含む薬が入っている場合があります。これは痛み止めとして出しているわけではなく、心筋梗塞や脳梗塞の予防薬としての作用を期待して出しているものです。上記の薬にはアスピリンが81から100mg入っていますが、一日に一回この程度の少量のアスピリンを内服すると血小板(血液の中にある細胞のかけらで、出血したときに集まって固まり出血を止める働きをします)が集まるのが抑えられます。その結果、動脈硬化で細くなった血管が血栓(血の固まり)でつまってしまうのを防ぐと考えられています。なお、痛み止めとしてアスピリンを処方する場合は、1錠330mgのものを2錠内服していただくのが普通です。心筋梗塞時、あるいは慢性期の予防には当院でも多くの症例で使用しています。
冠動脈形成術(風船療法)とは?
心臓を栄養している動脈(冠動脈)が閉塞したり狭窄したりした場合に病変部をカテーテルという管を使って拡張する血管内の手術のことで、経皮的冠動脈形成術(PTCA)とか経皮的冠動脈インターベンション(PCI)と呼ばれています。心筋梗塞や狭心症といった虚血性心疾患の治療のために行い、使用する器具としては、風船(バルーンカテーテル)、網目上の金属(ステント)、高速回転するドリル(ロータブレーター)、カッターを血管に押し付けて動脈硬化病変を切除DCA(ディーシ−エー)等があります。適応をしっかりと決めて、再狭窄の予防にも努めねばなりません。この予防のために、現在は再狭窄の少ない薬剤を塗りこめられたステント(薬剤溶出性ステント;DES)の使用が増加しています。当院でも、より少ない負担(手首の動脈のからカテーテルを行えば治療後の負担が激減します)で最大限の効果が得られる冠動脈カテーテル治療(PCI)と取り組んでいます。
腹部大動脈ステントグラフト内挿術
現在の医療技術の進歩は、医療を細分化する方向へと向かわせていますが、これは必ずしも患者様のためにはならない側面があると考えられます。患者様を主体に考えた時、細分化した各科がそれぞれの特徴を発揮し、その病院での最高レベルの医療を提供する、すなわち各科の壁を越えたチーム医療が必須です。この意味において当院心臓センターにおける腹部大動脈瘤へのステントグラフト治療は比較的侵襲の少ない治療であり、かつ高度なカテーテルインターベンションの技術(内科)と合併症に対する外科的処置(外科)を要する、科を超えたチーム医療です。
ステントグラフト治療の具体的方法について記載します。ステントグラフトは、人工血管にステントといわれるバネ状の金属を取り付けた新しいタイプの人工血管です。これを圧縮して細いカテーテル(細長いチューブ)の中に収納したまま使用したり、シースという管を通して挿入します。患者様の脚の付け根を約5cmほど切開してカテーテルを動脈内に挿入し、レントゲン撮影しながら動脈瘤のある部位まで運び、収納してあったあるいはシースの中からステントグラフトを放出します。この方法の良い点は、腹部を切開する必要がないことです。放出されたステントグラフトは、金属バネの力と患者様自身の血圧によって広がり血管内壁に張り付けられるので、外科手術のように直接縫い付けられなくても、自然に固定されます。この方法では、大動脈瘤は切除されず残っていますが、瘤自体はステントグラフトにより蓋をされ、瘤内へ向かう血流が無くなるので、次第に小さくなる傾向が見られます。また、たとえ瘤が縮小しなくても、拡大を防止出来れば破裂の危険性が無くなります。以上のように、ステントグラフトによる治療は手術による切開部を小さくすることができ、患者様の身体にかかる負担を極めて少なくする利点がございます。
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ステントグラフト治療風景 |
ステントグラフト (ゴア社のExcluder) |
主な基礎疾患について (各項目をクリックして下さい)
最新情報
新しいRI(ラジオ・アイソトープ)検査
これまで不可能であった、心筋の障害の状態と心臓の働きを同時測定する検査を治験として開始しています。
カルベジロール(アーチスト)
不整脈、狭心症、心不全に効果がある薬です。最近さらに、心臓の仕事を軽減し、弱った心臓を長持ちさせる効果が著しいことが証明されました。
井上寛治先生の指導を受け、PTMC という手術なしで僧帽弁の拡張をカテーテル下に行う手技を始めています。
詳細はこちらから
心不全と圧受容体反射検査(BRS)
心不全の治療目的は、以前は低下した心機能を高めたり、呼吸困難などの症状改善が中心でしたが、最近では、生命延長と生活の質の改善が中心に変わってきています。心不全患者の生命延長と生活の質の改善には自律神経機能が強く関わっています。
当院では、心不全患者さんに対して胸部レントゲンや心臓エコー等の心機能評価だけでなく、自律神経機能についても評価し、治療効果を様々な側面から判断しています。
圧受容体反射検査(BRS)はフェニレフリンという血圧を上げる注射により、血圧や心拍数の変動から自律神経機能を測定します。検査時間は20分程度で、自覚症状はほとんどなく、以前からある検査方法である為、安全性も確立されています。
圧受容体反射検査(BRS)を実施している施設は日本でも限られています。
心不全治療、自律神経機能、圧受容体反射検査(BRS)等で質問があれば、気軽に相談して下さい。
運動と血圧
“運動をすると血圧が上がる”このように思っておられる方が多いのではないでしょうか?実は、運動のやり方によって血圧は上がったり、下がったりするのです。汗をかきながら一生懸命“きついな”と感じるような運動では血圧は上がりますが、“適度な運動”であれば、運動後の血圧はむしろ下がることもあるのです。“適度な運動”は血圧以外にも血糖やコレステロールを正常範囲に近づける効果があり、近年では有効な治療方法の1つとして用いられています。運動効果は多くあります。血管拡張反応の原因である一酸化窒素(NO)が、運動により遺伝子レベルで決定されて多く出ることも分かっています。運動時の交感神経活性を抑制して、副交感神経活性を亢進することも運動効果のひとつです。大いに運動を楽しみたいものです。
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■CPX(呼気ガス分析)患者の最大酸素摂取量、
運動能を知って運動処方を計画します。
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不整脈科
北野病院 心臓センターに不整脈科が新設されました。不整脈科といっても、まだ、聞きなれない方が多いと思います。
実際、不整脈とお聞きになり、何をイメージされるでしょうか?
「動悸」、「心電図異常」、「突然死」といった印象をお持ちではないですか?
「不整脈」は、心臓病の症状のひとつですが、多くの心臓病と関連していることが知られています。循環器領域の疾患で外来受診される方の40%近くが不整脈に関連した問題を抱えているとの報告もあります。また不整脈に関連した研究は急速に進み、この10年間の進歩には著しいものがあります。
その一方で、不整脈に関連した情報は専門的かつ複雑であるため、誤った認識や古い考え方から、「患者様に不要な心配を与えてしまう」、「適切な治療が行われない」という問題が起こっております。
このような状況において、国内外を問わず、循環器疾患に対して、先進的・専門的医療を行う施設では、不整脈に精通した専門医の存在が不可欠となってきております。そして、より専門的な不整脈診療を行っていくために、不整脈科が設立される傾向にあります。当心臓センターでも、この状況に対応すべく、不整脈治療に特化した不整脈科が新設される運びとなりました。
それでは、具体的な診療内容の一部をご紹介します。
専門的治療
心臓血管外科のサポートやカルトシステム等の最新機器導入により、2008年4月から、心房細動、心室頻拍等の頻脈性不整脈に対するカテーテル・アブレーション治療が開始されました。この治療法は、薬剤治療に比べ根本的治療になりうるもので、現在までに200例近く行っています。また、致死的心室性不整脈に対する植え込み型心臓除細動器手術、重症心不全に対する心臓同期療法を導入しています。
また、循環器外来受診者に多く見られる原因不明の失神に対し、ループレコーダー植え込みを積極的に行い、心原性失神と同定し、有効治療を行っています。
先進的医療
国内および海外の大規模臨床試験に参加し、不整脈診療における新たなガイドライン作りに関わっています。さらに、不整脈に関連した疾患に対して、京都大学大学院、滋賀医科大学と連携し、遺伝子検索を進め遺伝子異常と臨床不整脈の関係を明らかにしています。そして、その結果を診療に役立てております。
最後に、「不整脈」は心臓病の重要な症状のひとつですが、北野病院 心臓センター 不整脈科では、不整脈だけにとらわれることなく、患者様の背景をより深く捉え、侵襲的治療だけに偏らずに診療をしております。不整脈に関連した問題が生じた場合には、ぜひ、ご遠慮なく、ご相談いただければ幸いです。
火曜日に不整脈外来を設けておりますが、その他、何かございましたら、ご遠慮なく、直接ご連絡いただければ、早急に対応いたします。
心臓血管外科
北野病院で心臓血管外科がスタートし、早くも3年間が経過致しました。この期間で着実にその礎が形成されており、今年に入って年間手術数も増加しております(2010年予想手術数は開心術70例を含む全身麻酔手術100例です)。外科医師数もレジデントを含め4名と増員し、より多くの手術に対応できるようになりました。地域医療に貢献すべく、周辺の開業医の先生方や総合病院の勤務医の先生方と病診・病病連携を密にとりながら診療を行っています。また当院心臓センターの最大の特徴である循環器内科との毎日の合同カンファレンスにおいては、患者さんが最も恩恵を得られる医療の追求に向け、内科・外科の垣根を超えた熱を帯びた論議が繰り広げられております。日々の診療に真摯に臨みながら、患者さんの生活の質の改善に寄与すべく常に努力を怠りません。
心臓血管外科 レジデント医師 募集要項 へはこちらへ>>
心臓リハビリテーション
心臓リハビリテーションとは、急性心筋梗塞、狭心症、心臓外科手術後、心不全、動脈疾患患者を対象に、運動療法、患者教育、生活指導、カウンセリングなどを行い、退院後快適に日常生活を送れるようお手伝いするプログラムです。他の治療法とは異なり短期的劇的な効果はありませんが、継続することにより、楽に動ける、症状が軽くなる、精神的に穏やかになる、動脈硬化の危険因子(肥満、糖尿病、高血圧、脂質異常症)が改善するなどの効果がみられ、心筋梗塞の再発も減少すると言われています。
またこの秋、リハビリテーションセンターの4Fへの移転に伴い心臓リハビリルームは統合され、総合リハビリテーションセンターに生まれ変わります。今以上に幅広い患者様に、幅広いリハビリテーションを提供できるようになりますので、ご期待下さい。
リハビリテーションセンター
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医療機器
心臓カテーテル室
| 当院の心臓カテーテル室は、地下1階にあります。ここでは医師、看護師、診療放射線技師、臨床工学技士で構成されるスタッフでチーム医療をおこない、あらゆる循環器疾患に対するカテーテル検査をおこなっております。また狭心症や心筋梗塞のいわゆる虚血性心疾患に対する冠動脈インターベンション(PCI)や不整脈疾患に対するカテーテルアブレーションをはじめとしたカテーテル治療に対しても柔軟に対応しております。 |
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| 救急体制については、急性心筋梗塞や重症の徐脈性不整脈をはじめ、緊急のカテーテル検査・治療を必要とする患者様に対して休日・夜間を問わず24時間何時でも緊急カテーテル検査・治療がおこなえる体制を取っております。 |
医療機器(補助循環装置、除細動器、体外式ペースメーカー、人工呼吸器)
また心臓カテーテル室には、さまざまな医療機器を設置しており、急性心筋梗塞の重症例や心原性ショック、心肺停止状態など一刻を争う状態でも、大動脈内バルーンパンピング(IABP)や経皮的人工心肺(PCPS)の補助循環装置、体外式ペースメーカー、除細動器、人工呼吸器などさまざまな医療機器を駆使し、救命に向けて全力を尽くします。
【解説:補助循環装置】
急性心筋梗塞や重症心不全をはじめ心臓のポンプ機能が著しく低下、場合によっては停止に至る重篤な症例では薬剤のみの治療では限界があり、そういう場合には補助循環装置を使用し、全身への血液循環をサポートする必要があります。
当院では、補助循環装置による循環管理が必要な重症の患者様には、CCU(心疾患集中治療室)において医師、看護師、臨床工学技士が連携し治療にあたります。
■IABP(大動脈内バルーンパンピング)
IABPは、心臓の収縮と拡張のタイミングに合わせてIABPのバルーン(風船)をしぼめたり、膨らましたりします。それにより心臓へ栄養を運ぶ血管である冠状動脈に対して流れる血液量を増やす作用と心臓にかかる負担(仕事量)を軽くする作用により、弱っている心臓の働きを手助けすることが特徴です。
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| ■大動脈内バルーンパンピング(IABP) |
■経皮的人工心肺(PCPS)
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■PCPS(経皮的心肺補助)
PCPSは、心臓の代わりをする遠心ポンプと肺の代わりをする人工肺を使って血液循環の補助を目的とした人工心肺装置のことをいいます。PCPSの登場により、さまざま原因で心臓のポンプ機能が著しく低下あるいは停止した重篤な状態でも、体から回収した血液を人工肺で酸素を多く含んだ血液に変換(酸素化)し、その血液をポンプで毎分3〜4リットルの速さで全身へ送ることができるため、救命手段の一つとして使用される機械です。
皆様の中には、“心室細動”という不整脈が原因でお亡くなりになられた高円宮憲仁さまがPCPSによる治療をお受けになられたことは、新聞やニュース報道などを通じてご記憶の方もおられるかと思います。
紹介患者に対する対応
毎日、専門内科か一般内科のどちらかに、循環器内科のスタッフが出ておりますので、紹介状を持って受診して頂ければ診療いたします(前もっての連絡は不要です)。
心電図や胸部レントゲン撮影などは、必要に応じて当院でも検査しますので、必ずしも添えていただく必要はありませんが、心筋梗塞急性期や不整脈発作時の心電図など変化が認められるものは、確認させていただけると大いに参考になります。コピーで結構ですので是非持参させて下さい。
救急患者の受け入れ
当科ではCCUとアンギオ室が病棟内に併設されており、急性心筋梗塞を初めとして、心血管系緊急患者は原則として24時間受け入れが可能です。電話で直接病棟にご連絡下さい。
どのような状況でも受け入れるべく努力をします。しかし、循環器内科としての病床数は増床したとはいえ限られています。
ベッドのやり繰りに時間がかかる場合もありますので、最緊急の患者さんの場合は早めにご連絡下さい。受け入れた患者さんについては、常に内科的な緊急処置(緊急PCI、一時ペーシング、下大静脈フィルターなど)で対応できるよう用意しています。
病診連携
毎日、専門内科か一般内科のどちらかに、循環器内科のスタッフが出ておりますので、紹介状を持って受診して頂ければ診療いたします(前もっての連絡は不要です)。
今、”ホームドクター”を持とうというキャンペーンのもと、逆紹介を含めて、病診連携の推進を計っています。より緊密な関係を地域の医師の皆様と築き上げていきたいと思っています。
北野ハート手帳(患者向け)−これ一冊を携帯していると心強い!−
心筋梗塞、狭心症、心不全などで入院していた患者さんが、退院後に近所の開業医を受診する。あるいは出張先で具合が悪くなって受診するとき、いろいろな検査結果を正確に説明するのは難しいことです。
患者さんが心臓病の治療を受けていること、緊急時の連絡先、血液型やアレルギーの有無、服用薬、冠動脈形成術やバイパス術、血栓溶解療法の治療経過などの医療者へのメッセージとともに、患者さんのために心臓や冠動脈の働き、心臓病の薬の作用と副作用、ニトログリセリンの使い方、日常生活や食事療法の注意などが、この手帳には記載されています。
造影写真が多く掲載してあるので、外国人医師にもひと目で病状が理解できる。患者さんを北野病院に送ってきた開業医の先生にもわかりやすくていいと好評である。元気になるとつい忘れがちになる注意事項が書いてあるので、非常に役に立つ、と患者さんにも喜ばれています。
北心会
医師とのコミュニケーションだけでなく、「北心会」という患者さまと積極的な交流を図り、総会や親善旅行を通じて、医局、病棟をあげて、啓蒙活動や指導につとめています。
●北心会のページへ
地域の先生方へ
循環器疾患の基本は予防にあると考えています。あるいは疾患を有した人でも普段の生活の質があがるような治療を地域の先生方と取り組みたいと思っています。この意味でホームドクターは極めて重要であり、また医療の連携、集団治療の重要性を強調しています。お互いの質の向上、意思疎通をはかり、クリニカルパス、EBMなどを通じて患者さま本位の治療を目指して行きたいと思います。これが患者さまからの共通の信頼感に結びつくはずと信じています。
北野ハートセミナー
近隣の先生方との連携(いわゆる病診連携)を重視し、年に2回 「北野ハートセミナー」を開催して意見交換を図っています。
第28回北野ハートセミナー (2009年8月29日開催)
スタッフ紹介
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