| これまでの研究の概要 |
●現況 「骨髄由来単核球細胞を用いた脊髄損傷に対する第I-II相試験」 亜急性期の脊髄損傷治療 田附興風会医学研究所北野病院の倫理委員会で承認 厚生労働省幹細胞指針委員会で承認 亜急性脊髄損傷の細胞治療を実施中 詳細情報を希望される患者さんは現在かかられている病院の主治医よりお問い合わせ下さい。 ●これまでの経緯 Cajalは「中枢神経である脳や脊髄は再生しない」としこの説は長い間広く信じられていました。1990年代、京都大学の川口先生等はラットを用いた脊髄の研究で「中枢神経も再生する」と発表しました。私たちも約15年前より、脊髄損傷の治療法の開発を開始しました。 1.人工材料(アルギン酸)を用いた脊髄再生の研究 2.神経幹細胞を用いた脊髄再生の研究 3.骨髄由来細胞(骨髄間質細胞、骨髄単核球)を用いた脊髄再生の研究 4.急性期脊髄損傷に対する培養自家骨髄間質細胞移植による脊髄再生治療の検討(第T−U相臨床試験):5例に実施し終了 5.骨髄由来単核球細胞を用いた脊髄損傷に対する第I-II相試験:厚生労働大臣意見書(平成24年2月10日付け厚生労働省発医政0210第2号)に基づき実施を許可され、2012年3月より実施中。 ●諸外国の臨床試験の状況 ・嗅球由来細胞の移植 (オーストラリアの病院等) ・ES細胞(Geron社:2010年10月開始、4人に実施され、2011年11月経済的理由で終了) ・幹細胞(X-cell-Center: ドイツの幹細胞に対する法律が変わったため治療を終了) ●日本国内の臨床試験の状況 ・急性期脊髄損傷に対する培養自家骨髄間質細胞移植による脊髄再生治療の検討(第T−U相臨床試験)私たちのグループが関西医科大学滝井病院救急医学科で実施していたもので5例実施し終了 ・当院で亜急性期脊髄損傷治療の臨床試験を2012年3月より実施中 (形成外科 鈴木義久、石川奈美子、神経センター 松本禎之、林英樹、血液内科 有馬靖佳) ・大阪大学脳神経外科の嗅粘膜の移植:ポルトガルで開発実施されている方法 ●骨髄細胞を使った臨床研究 米国、エジプト、インドでも行われているようである。 ●TV テレビ報道 ●共同研究者 ・中谷 壽男 〔京都大学医学部 S48年卒〕 関西医科大学 医学部 救急医学科診療科教授 ・井出 千束 〔東京大学医学部 S43年卒〕 藍野大学 医療保健学部 作業療法学科教授 京都大学名誉教授 ・福島 雅典 〔名古屋大学医学部 S48年卒〕 (財)先端医療振興財団臨床研究情報センター センター長 京都大学名誉教授 ・岸本 正文 大阪府立中河内救命救急センター 副センター長 ・大西 克則 〔京都大学医学部 S61年卒〕 医療法人西大路病院 神経内科医師 ・原田 恭治 日本獣医生命科学大学 ・田村 勝利 日本獣医生命科学大学大学院 愛甲石田動物病院院長 ・西田 英高 中山獣医科病院 |